頑張って稼いだ給料を、ほとんど使ってしまって、なかなかお金を貯めれないという事、ありますよね。
汗水流して働いて稼いだお金だから、好きな事に使うのはいいのですが…
ちゃんと貯めていかないと、将来的には不安です。
ついつい使い過ぎてしまう人でも、確実に貯めていける方法はあるのでしょうか?
財形貯蓄は「家庭の財産づくり」の王道
自動的に積み立てられる社内預金制度や財形貯蓄を活用すれば、知らないうちにお金が貯まります。
貯める気はあっても、ついつい使ってしまいがちな人には、特にオススメです。
一定額が、給料日にいや応なく引き落とされるので、必然的に生活は節約モードになるのです。
まず、あなたが会社員なら、社内預金制度があるかどうか確かめてみましょう。
社内預金は会社が福利厚生の為に行なっているもので、通常の銀行預金などよりも金利が高いケースがほとんど。
利率も労働基準法で定められ、最低でも0.5%以上が義務付けられています。
もし会社に社内預金制度がなければ、財形貯蓄という方法もあります。
財形貯蓄は「家庭の財産づくりの王道」だと言われていますが、これを行なっている会社と、行なっていない会社があるので、あらかじめ制度の有無を確かめておきましょう。
財形貯蓄の特典は、低利の住宅融資が受けられる事
財形貯蓄には、目的に応じて3種類のものがあります。
・貯蓄目的を限定しない
「住宅財形貯蓄」
・マイホームの購入や建築、増改築
「年金財形貯蓄」
・老後に年金として受け取る
この財形貯蓄には、いくつか特典があります。
3種類全てに共通して当てはまるのが、住宅融資を低利で利用できる事です。
例えば、財形住宅金融から財形住宅融資を受けると、5年間の固定金利が2012年で1.28%。
銀行の住宅ローンだと、固定金利で3%〜4%かかるので、かなり低利です。
住宅財形と年金財形は、2つの会計貯蓄残高が550万円以内で一定の条件を満たせば、利子が非課税扱いになるのも、共通のメリットです。
金融商品の利子所得は、本来20%の源泉分離課税が徴収されるので、非課税扱いならお得だといえます。
ただし、住宅財形を受取期間前に解約すると、過去5年間の利息にさらに20%課税されるので、注意して下さいね。
保険会社などが扱う保険商品で積み立てるタイプの財形は、利息全額が所得扱いになるケースもあり、これも注意が必要です。
多少、気をつける点はありますが、給料全額を銀行口座に預けるよりは、財形貯蓄にいくらかでも積み立てると、必然的に節約できるようになりますよ。
まとめ
給料を全額、銀行口座に預けていると、全額使ってしまう事もあるかもしれませんが…
給料日に財形貯蓄へ引き落とされるようにしておけば、必然的に生活も節約モードになります。
また、財形貯蓄には種類や特典もあるので、しっかり理解した上で活用していきましょう。
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