銀行には、普通銀行とインターネット専業銀行(ネット銀行)がありますよね。
「ネット銀行はよく分からないから、これまで通り普通銀行を利用しよう」という人も少なくないと思いますが…
実は、ネット銀行にすれば、特をする事があるんです。
普通銀行とネット銀行とでは、どういった違いがあるのでしょう?
定期預金の金利は、やや高め
あなたは銀行口座をいくつ持っているでしょうか?
会社勤めをしている人なら、給与振込みの為の口座や、貯蓄の為の口座をいくつか持っているかもしれません。
しかし、そんなにたくさんの銀行口座を持つ必要はないのです。
まあ、できれば多くても2〜3つくらいでとどめておきたいところですね。
金融機関の側からしても「お得意様度」を計って、それを元にサービスを提供しているので、あまり口座を分散してしまうと、そういったサービスを受けられなくなってしまいます。
もしもメガバンクなどの大手都市銀行の口座を持っている人であれば、サブの銀行口座は、インターネット専業銀行(ネット銀行)や地方銀行、信用金庫のインターネットダイレクト支店(ネット支店)にするのもいいかもしれません。
ネット銀行やネット支店は、無店舗で人件費が抑えられる為、その分、時間外のATM利用手数料を無料化したり、定期預金金利を優遇したりするなど、ユーザーへの利益還元率が高めです。
よく知られるネット銀行に、ジャパンネット銀行やセブン銀行、住信SBIネット銀行やソニー銀行、楽天銀行やじぶん銀行などがあります。
地銀&信金のネット支店には静岡銀行ネット支店やトマト銀行ももたろう支店、尼崎信金ウル虎支店や芝信金ネット支店などがあります。
ネット銀行の売りは、普通銀行よりもかなり高めの預金金利でした。
しかし、住宅ローンの貸出金利や国債の利回りが低迷しているなかで、高い金利で預金を集めても、それ以上の運用が難しいのか、最近は少し良い程度で落ち着いています。
とは言え、ボーナス時期などはキャンペーン金利を実施するネット銀行は多いので、定期預金の預け入れの時には、ネットなどで金利をチェックする必要はありそうですね。
2012年の3月頃まで金利が良かったのが地銀&信金のネット支店でした。
なかでも静銀ネット支店は、1年定期で0.7%というキャンペーン金利を3月末まで実施して注目を集めました。
1ヶ月後には通常の0.125%の金利に落ち着きましたが…
同じ時期のメガバンクの1年定期がおおよそ0.025%前後なので、やや高めといえます。
他にも同時期で、ネット銀行ソニー銀行の1年定期の金利は0.123%です。
どちらにせよ、普通に銀行口座に預けておくよりも、ネット銀行の定期預金に預けておく方が、金利もお得になりますね。
まとめ
銀行口座をいくつも持っている人がいますが、あまり口座を分散してしまうと金融機関のサービスも受けられなくなる事があります。
また、定期預金などではネット銀行の方が普通銀行よりも金利が高く、お得です。
キャンペーン金利などを行なっている事もあるので、定期預金を考えている人は、チェックしてみましょう。
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