財布を開いたら、クレジットカードがギッシリ入っている人って、いますよね。
中には、カードの量を自慢してくる人もいますが…
ほとんどの人が、カードの量が多すぎて、どれがどのカードなのか分からなくなっています。
あなたも、使わないカードが机に眠ったりしていませんか?
国民の1人あたりが、平均3枚のカードを所持している
日本クレジット協会のホームページによれば、日本で発行されているクレジットカードの枚数は、3億2千万枚にもなります。(平成23年末)
単純計算しても、国民1人あたり3枚、子供やお年寄りなど、持っていない人を差し引くと、20代から50代のビジネスマンなら1人でそこそこの枚数を持っている計算に。
今、クレジットカードは、現金を持ち歩かなくてもショッピングや食事ができますし、ネット決済などでも欠かせないものになっています。
しかし便利な半面、カードを作りすぎると、管理ができなくなってきます。
利用限度額はそれぞれに設定できるので、返済能力を超えてお金を使いがちです。
年会費もバカになりませんしね。
また、最近は利用金額の少ないカードを利用する人は少なくなっています。
年会費無料だったカードを有料にしたり、ポイント還元率を半減したりという制度改正が続出していますから、机の引き出しに眠っている不要なカードは処分するべきです。
たくさん所有していると、管理もできなくなってしまいますよ。
特典の「ポイント還元」を、有効活用する
手持ちのクレジットカードは、本当に必要なものを残して、あとは解約するべきなのですが、ただ年会費が高いものを処分すればいい、というものでもありません。
年会費無料のカードも含めて、そのカードの特典や、利用頻度を自分に合わせて総合的にチェックしていく必要があるのです。
まず注目するべき事は、特典の中の「ポイント還元率」です。
これは利用額に対する割戻率の事で、還元率が1%なら、1000円の買い物につき10円分がポイントとして加算されます。
これが一定額に達すると商品券がもらえたり、次回の買い物に利用できます。
またカードによっては、他社のポイントや、Suica、PASMO、Edyなど電子マネーに移行したり、転換できるサービスもあります。
年会費が無料であってもポイント還元率が良いカードを比較する時には、年会に利用する金額と、ポイントとして手元に戻ってくる金額を計算して、どちらが得なのかを判断しなければいけません。
どちらかを残すとなれば当然、お得な方を残すのが当たり前ですよね。
クレジットカードは、電気代やNHK受信料などの引き落としにも使えますから、ポイント還元率が有利なカードを集中的に使って、上手にポイントを貯めるのが賢い貯め方といえるでしょう。
まとめ
「何枚もクレジットカードを持っている人」がいますが、そう何枚も要るものではありません。
逆にカードが多すぎると、管理もできなくなってしまうので、不要なカードは処分するべきです。
また、ポイント還元率が良いカードもあるので、公共料金の引き落としに使いながら、賢くポイントを貯めるのも手ですよ。
☟