今やどの家庭にもある「冷蔵庫」や「電子レンジ」。
普段から使っているものなので、使用頻度の高い調理器具ですよね。
実は、これらにも電気代を節約できる方法があります。
あなたの工夫次第で、簡単にできる節約法ですよ。
冷蔵庫の電気代を節約するには⁉︎
最近の冷蔵庫は省エネ機能が充実している製品もあるのですが、これも使い方次第で電気代が節約できます。
まずは夏場のドアの開け閉めです。
冷蔵庫の中に入れている食品を探すのに、ついつい開けっ放しになってしまった経験はあるとは思いますが…
素早く開け閉めしなければいけないのは言うまでもありません。
夏場は気温が高いので、数秒間でもドアを開けているだけで、冷蔵庫内の温度は一気に高くなってしまいます。
仮に4人家族が冷蔵庫を1日25回、冷凍庫を8回開けたとして、夏場、1回の開閉時間を20秒から10秒に短縮すると、電気代は約180円節約できます。
また、冷蔵庫の中はスッキリと整理して、冷気の流れを良くする事が大切です。
ギッシリ、すき間なく詰め込んでしまうのは、節約の大敵なのです。
冷凍庫の場合は、逆にギッシリ詰めた方が節約になります。
すでに凍っている冷凍食品が、入れたばかりの食品を冷やす、食品同士の相乗効果が働くからです。
つまり「冷蔵室はスッキリ♪、冷凍室はギッシリ♪」がポイントになります。
また、冷蔵庫の周辺もスッキリとさせましょう。
冷蔵庫の上には物を置かず、置き場所も後面を中心に、左右も少しすき間を作るのが大事です。
側面を30cm空けて、上部に何も置かなければ、年間で約2,900円節約できます。
さらに、冬場の12月から3月の冷蔵庫内は、設定温度を「弱」にしておくだけで、約1,300円の節約に。
冷蔵庫に少し工夫を加えるだけで節約できるのは、嬉しいですね。
節約に使える電子レンジの裏ワザ
冷蔵庫と並んでよく使う物として、電子レンジがありますね。
電子レンジといえば、温め直しにしか使わない人が多いのですが…
実は、節約にも使えるさまざまな裏ワザがあります。
代表的なものが、野菜の下ごしらえ。
ほうれん草のおひたしは、ラップにくるんで2分ほど電子レンジでチン♪
水に浸してアク抜きすればできあがりですが、同じ量をガスコンロの鍋に水を入れて茹でると、10分以上かかります。
電子レンジの方が時間にして5分の1、コストも同様に5分の1に抑える事ができますね。
また、じゃがいも、かぼちゃ、ブロッコリーなどを煮込み料理に使う場合も、電子レンジで下ごしらえしておけば、ガス代の節約になります。
しかも加熱時間が短いと、ビタミンなどの栄養素も失われにくいそうです。
時短や栄養素の損失防止、節約にもなる電子レンジは、夢の調理器具ですね。
まとめ
何気に使っている台所の器具ですが、使い方次第で、かなりの節約になります。
冷蔵庫は「冷蔵室はスッキリ♪、冷凍室はギッシリ♪」を心がけて、ドアも開けすぎないようにすればいいですし、電子レンジも野菜の下ごしらえがわりに使うと時短にもなり、ガス代な節約にもなります。
普段からの心がけ1つで、簡単に節約できますね。
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