夏が近くと活躍するのが「エアコン」ですよね。
昔に比べ、年々温度も上がっているので、熱中症にならない為にもエアコンは必需品です。
でもエアコンを使うと、月々の電気代が結構かかるようになりますね。
この暑い夏を節約しながら、うまく乗り切る方法を考えていきましょう。
エアコンの設定温度を2℃変えるだけでお得に
大震災や原発事故などの影響もあり、節電に気を配る人が増えてきました。
特にエアコンなどはその典型で、少し寒くても、セーターなど厚着をして暖房の設定温度を下げる工夫をする人が多くなってきています。
でも実際に冷暖房の設定温度を変えると、どのくらい節約になるのでしょうか?
この概算ですが、冷房だと設定温度を2℃上げると、1日9時間で110日使用したとして年間約1,300円の節約になります。
また、クーラーの温度を2℃上げて、扇風機を回すと、節約していても体感温度はあまり変わりません。
暖房の場合は、2℃下げると1日9時間、170日使用したとして年間3,600円の節約になります。
お財布にも優しいですし、地球の環境問題にも影響しますね。
さらに、エアコンは電源を入れて立ち上げた時に電力を多く使い、それは通常時の6倍ほどかかります。
10程度、部屋の外に出るだけなら、電源を切らずにつけたままの方がお得です。
さらに、フィルターの汚れも冷暖房の効率を悪くします。
ホコリだらけになったフィルターでは、余分に電気代がかかるので、2週間に1度の割合で水洗いを心がけて下さい。
また、エアコンの活躍しないオフシーズンは、プラグを抜くのも忘れずにしましょう。
自然の風を入れて、夏場の冷房費を削減する
暑い夏も、自然の風を室内に入れるだけで、部屋はずいぶんと涼しくなります。
風を入れる場合は、窓を開けると同時に、もう一ヶ所、玄関のドア開けるなどして「風の通り道」を作る事が重要なポイントです。
風は入口と出口の両方があって、初めて十分な強さで吹き抜けるのです。
他にもアロエやゴムなど、厚い葉の観葉植物には冷却効果があるので、西日のあたる窓辺などに置くと効果があります。
また、直射日光のあたる部屋は、夜になっても熱がこもったままなので、ヘチマやゴーヤ、アサガオなどで窓の外やベランダに「緑のカーテン」を作ってあげると、直射日光が避けられ、夜も少し過ごしやすくなります。
緑の野菜が育つのも、実った時の収穫も楽しみですし、冷房代の削減にもつながりますね。
まとめ
暑い夏は、エアコンをよく活用するので、電気代がかかりますが…
この設定温度を2℃変えるだけで、年間約3,600円もの節約になります。
また、エアコンを使わなくても自然の風を室内に入れる事で部屋は涼しくなり、冷房代を削減する事もできます。
日が当たる場所には、「緑のカーテン」を作る事で、日を遮り、さらには涼しく感じる事も。
うまく工夫していけば、エアコン要らずの生活も可能ですね。
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