自分にもしもの事があった時に、残された家族を支えるのが生命保険の「死亡保障」です。
ですが、実際に死亡保険金がいくらくらい必要になるのか、調べた事はありますか?
また、医療保険やガン保険も、保険料もバカになりません。
どれも、「もしもの備えに…」という事で加入しているものですが、本当に必要なものなのでしょうか?
遺族が生活する為には、死亡保険金はいくら必要?
もし、一家の大黒柱である夫が亡くなってしまったら、残された妻や子供は安心して生活できるのでしょうか?
このような心配を解消するのが生命保険の「死亡保障」なのですが…
実際、残された家族が生活していく為に、死亡保険金はいくらくらい必要なのでしょうか?
公益財団法人生命保険文化センターが3年ごとに行っている「生命保険に関する全国実態調査」によると、平成21年で世帯主の普通死亡保険金額の平均額は約1,768万円です。
年代別では40歳〜44歳が2,581万円と最も高いといわれています。
この年代は、居住費や子供の教育費などお金がかかるだけに、「もしも、急に何かあったら…」という意識が高い為でしょう。
ちなみに、生命保険の必要保障額は、「遺族の今後の支出合計− 遺族の今後の収入合計− 現在の預貯金」という計算式で算出する事ができます。
「今後、だいたいいくらくらい必要なのか?」の目安にもなるので、1度は計算して必要保障額を知っておくのもいいですよ。
医療保険やガン保険は、本当に必要?
生命保険は年齢や家族構成などによって、それぞれ加入するべき保険が変わってきます。
どちらにしても、基本となるのは「死亡保障」と「医療保障」で、これをベースに、あとは必要に応じてさまざまな保障を付け加えていくのが一般的です。
しかし、死亡保障は「もしもの時に、残された妻や子供の生活が心配だ…」と考えて加入する人が多いのですが…
子供が成人した後まで、高額な死亡保障は本当に必要なのでしょうか?
また、医療保障も高額医療については公的保険の「高額療養費制度」があり、それで対応する事ができます。
保険料の高い医療保険やガン保険も、1度見直してみるべきです。
こうして生命保険を見直せば、かなりのコストダウンになります。
そうすれば、浮いたお金で資産形成に回せますし、今よりもゆとりのある生活を送る事ができますよ。
まとめ
「もしも、自分が死んでしまったら、残された家族には、生活できるだけのお金がいくらくらいいるのか?」と、不安になりますが…
生命保険の死亡保障の場合、必要な保障額を計算式て算出できるので、大体目安にする事ができます。
また、現在支払っている医療保険やガン保険も、高額でも必要ない場合もあります。
これらも1度見直してみると、かなりのコストダウンになりますよ。
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