一生懸命働いているあなたも、老後は年金で暮らしていくとは思いますが…
「将来は、自分の年金だけで暮らしていけるのか?」と不安になる事も。
公的年金以外にも年金があればいいですよね。
でも実は、公的年金以外にもらえる年金があります。
そのお得な年金とは、一体どんなものでしょうか?
障害年金や遺族年金も、もらえるようにしよう
国民年金や厚生年金、共済年金などの公的年金に加入していると、老齢基礎年金や老齢厚生年金、退職共済年金以外の年金をもらえる場合があります。
その1つは、被保険者が病気やケガをして、一定の障害の状態になった場合に本人がもらえる「障害基礎年金」「障害厚生年金」「障害共済年金」などの「障害年金」です。
国民年金加入者なら障害基礎年金を、厚生年金加入者なら障害厚生年金&障害基礎年金を、共済年金加入者なら障害共済年金&障害基礎年金を、それぞれもらえます。
また、被保険者が死亡した場合に遺族がもらえる「遺族基礎年金」「遺族厚生年金」「遺族共済年金」などの「遺族年金」があります。
ただし、遺族年金をもらうには、被保険者の国民年金保険料の保険料免除期間を含む納付済期間が、加入期間の3分の2以上ある事が必要になります。
国民年金加入者の場合、遺族基礎年金または「死亡一時金」「寡婦年金」のいずれかを、厚生年金に加入者は、遺族厚生年金&遺族基礎年金を、共済年金加入者の場合は、遺族共済年金&遺族基礎年金を、それぞれもらえるようになります。
いずれも、自分の加入している年金によって種類があるので、よく覚えておく事が必要ですよ。
30代までは、老後より50歳の自分を考えるべし
定年後や生活設計が大事といっても、若くて健康な20代、30代の人にとって、定年はまだ30年も40年も先の話なので、なかなかピンとこないと思いますが…
今はまだ、無理に定年後や老後の事を考える必要はありません。
それよりは、30代までは老後より50歳の自分を考えた方がいいでしょう。
まず50歳までに住宅ローンを完済して、子育ても完了するという事を目標にするのです。
そうすれば、50歳から60歳までの10年間は、かなりゆとりのある暮らしができます。
その頃、まだ正社員でいれば年収も高いし、食費も若い時ほどかかりません。
保険も最低限の部分だけ残して、高額なものはどんどん解約していく。
こうすれば、収入の半分を貯蓄に回す事も可能になります。
その為には今、何をするべきなのか?
他にも、住宅ローンの繰り上げ返済など、今できる事を考えていく事が大切ですよ。
まとめ
「国民年金や厚生年金だけだと、もしかしたら暮らしていけないんじゃ…」と不安に駆られる事もありますが…
「障害年金」や「遺族年金」といった公的年金以外の年金をもらえる場合があります。
でも今の年齢が20代なら、30代までは老後より50歳の自分を考えていきましょう。
50歳までに住宅ローンなどを完済すれば、その後は余裕のある生活を送る事ができますよ。
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