世の中の為に必死で働いているお父さん達。
そんなお父さん達も老後には、公的年金を受給するようになるのですが…
自分の年金がいくらくらいもらえるのか?
一体、何歳くらいからもらえるのか?
あなたの年金について、考えていきましょう。
特別支給の老齢年金なら、65歳以前からもらえる
実際にもらえる公的年金のおおまかな見込み額は、次の式によって計算する事ができます。
(2003年4月から退職までの給与+賞与の12分の1)の平均×5.769/1000×2003年3月までの加入予定月数=②
①+②=❷あなたの特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)
60〜64歳までにもらえる年金➡︎❷+❸
65歳からもらえる年金➡︎❶+❷
国民年金のみの加入者は❶が見込み額になり、厚生年金や共済年金加入予定月数は❶+❷または❷+❸が見込み額になります。
また、特別支給の老齢厚生年金(定額部分)の場合、昭和24年4月1日以前に生まれた男性や、昭和29年4月1日以前に生まれた女性が受給できます。
この多少ややこしい計算式や乗率は、生年月日など条件によって違ってきますよ。
生年月日や性別で見る、公的年金の受給開始年齢
昭和24年4月2日〜28年4月1日生まれの男性
昭和29年4月2日〜33年4月1日生まれの女性
❷特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)または退職共済年金(報酬比例部分)
60歳
❷老齢厚生年金または退職共済年金+❶老齢基礎年金
65歳
昭和28年4月2日〜33年4月1日生まれの男性
昭和33年4月2日〜35年4月1日生まれの女性
昭和30年4月2日〜32年4月1日生まれの男性
昭和35年4月2日〜37年4月1日生まれの女性
昭和32年4月2日〜34年4月1日生まれの男性
昭和37年4月2日〜39年4月1日生まれの女性
昭和34年4月2日〜36年4月1日生まれの男性
昭和39年4月2日〜41年4月1日生まれの女性
昭和36年4月2日以降に生まれた男性
昭和41年4月2日以降に生まれた女性
これは生まれた年代によって、受給できる年齢が変わってきます。
しかし、今現在では特殊なものでない限り、共通して65歳から受給する事になっていますよ。
まとめ
「公的年金は何歳くらいから、いくらくらいもらえるの?」と疑問に思う事がありますが…
規定の数式で計算すると、おおまかな公的年金の見込み額を知る事ができます。
また、生年月日や性別で受給できる年齢も変わってくるので、この表を参照にしてみましょう。
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