「投資を始めたんだけど、儲かっているのか、損をしているのか心配になっちゃって…いつも気になっちゃうよ」
誰しも経験する事だと思いますが、「儲かっているのか、あるいは損をしているのか?」といった悩みが頭をよぎるようになってしまいます。
常に不安に駆られていると、投資をするのが辛くなってしまいますね。
でも、この損失が気にならなくなるとしたら、あなたはどうですか?
このような投資を、みんなで考えていきましょう。
損益を気にしなくなる投資
あなたが500万円のお金で個別株や投資信託を買って、投資をスタートさせたとしましょう。
あなたは投資を始めた次の日から、「儲かっているのか、それとも損をしているのか?」という呪縛に囚われます。
1度に金融商品を買うとは、投資の「スタート地点」を明確にする事であり、その為に損益もクリアになってしまいます。
現在、グローバル金融危機の影響で、始めた時より現在の方が悪くなった状態(損失)に陥っている人が多いのではないでしょうか?
このパターンでは、スタート地点に比べて「これだけ悪くなっている」という事が明確になってしまいます。
その為、この厳しい状況を「耐え抜く」といった、メンタル面での強さが求められます。
ところが「積立て投資」では、最初からスタート地点を、何十ヶ所にもバラしてしまいます。
例えば、毎月3万円という金額で投資信託を購入していくとしましょう。
積立て投資では、毎月、毎月「3万円」という飛行機が、あなたの元を飛び立っていき、長い距離を旅します。
最初に飛び立った3万円も、10ヶ月後に飛び立つ3万円も、5年6ヶ月に飛び立つ3万円も、それぞれ時間差を保ちながら、もっと大きくなる為に長い距離を飛行します。
あなたは投資信託の値段が高い時も、値段が安い時も、変わらず一定の金額でファンドを高く買っている、または安く買っているという意識が希薄になります。
また、何年も積立て投資を続けていると、「今、利益が出ているのか、あるいは損をしているのか」さえ、あまり気にならなくなるのです。
そもそも積立て投資では、どこかの時点でファンドを売って「儲けを確定させる」という発想がありません。
逆にファンドを売却して「損失が確定する」という事もないのです。
短期売買にありがちなパターンは、儲ける→別の商品を探す→また儲けるor損をする→また別の商品を物色するというものです。
これは例えるなら、方向が異なる「短距離走」を何本もこなす事です。
それに対して積立て投資は、動く歩道がついた「らくらく長距離走」のようなものです。
また、「儲ける」という発想が、1年、2年で30万円、50万円の利益を出すという事なら、「積立て投資」は20年、30年をかけて4000万円、5000万円の資産を形成するという行為です。
つまり、目指すべき場所がそもそも違っているのです。
ビジネスの世界では、物事を複雑に捉える事が評価されたりしますが、積立て投資では「シンプルさ」にこだわって下さい。
投資を続ける際に、あまり細かい事を気にし過ぎないようにする事が大事です。
投資を大枠で捉え、方向性が間違っていない事を確認できれば、あとは淡々と続けていくのみなのです。
まとめ
投資を始めると損益が気になって仕方なくなってしまいますが…
これを「積立て投資」にする事で、短いスパンで損益を出すのではなく、長い年数で利益を出すようになります。
この仕組みを作る事で、ストレスに悩まされる事もなく、ゆとりを持って取り組む事ができますよ。
積立て投資についてもっと知りたい人には、このセミナーがオススメです。
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