これまでに紹介はしていなかったのですが、海外債券には、海外債券(新興国)という選択肢があります。
組み合わせパターンにも組み入れてみるのも自由ですが…
私はこの新興国債券投資をオススメしません。
その理由と変則形の配分割合を紹介していきましょう。
なぜ、新興国債券投資をオススメしないのか
前回挙げた「ビギナー型」「均等型」「積極型」、いずれのポートフォリオを選んでも保有するファンドは5つ以下に収まります。
海外債券については、海外債券(新興国)の選択肢もありますが、あまりオススメはしません。
なぜなら、新興国は概して物価上昇率(インフレ率)が高い為です。
新興国の債券は表面上、利回りは高いのですがわ物価上昇率も高い為に、その国の通貨建てでみると実質価値はたいして増えません。
また、新興国の通貨は、為替が変動する振れ幅(リスク)が大きい為、為替レートが一方向に振れると、為替差損で収益が吹き飛んでしまう可能性があります。
インフレ率が高く、長期的な経済成長が期待できるのなら、債券ではなく「株式」という道具を用いて、投資を行うのが良いです。
財形貯蓄を含めた投資法
次に変則形になりますが、以前触れた、財形貯蓄、あるいは個人年金保険を含めた積立て投資の方法を紹介しておきましょう。
現在、財形貯蓄、または個人年金保険に加入している人は、積立て貯蓄から積立て投資へと、そのスタイルを変更する必要があります。
3つの組み合わせパターンの中で、「均等型」あるいは「積極型」を選択する場合は、残される財形貯蓄、または個人年金の掛金1万円分を、安全資産の1万円(20%)と見なして下さい。
ビギナー型を選ばれる場合は、掛金が1.5万円分となるように、解約の金額を調整しましょう。
例えば「均等型」の場合、積立て投資における掛金は月4万円となります。
最後に、ポートフォリオ全般を通じての注意点ですが、組み合わせの決定では完璧な「配分割合」を目指す必要はありません。
誰が見ても完璧な配分割合など存在しないのです。
ツールとしてノーロード型のインデックスファンドを採用し、リスクをコントロールする処方箋を実践すれば、あなたが積立て投資でフォローすべき事は、全てこなしていると思ってもらっても良いです。
まとめ
海外債券には海外債券(新興国)の選択肢もあるのですが…
新興国はインフレ率も高く、通貨の変動するリスクも大きい為、オススメしません。
海外債券(新興国)を選ぶよりも、海外株式を選ぶのが得策です。
また、財形貯蓄を含めた投資法もあるので、しっかり活用していきましょう。
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