「不意に必要になる出費」って、ありますよね。
急な事なので、用意できるはずもなく、生活費を切り崩すか、投資の運用資金から出していくしかありません。
こんな時の為に、余裕のあるお金「生活費防衛資金」を用意しとおかなければいけません。
このお金の重要性を、みんなで考えていきましょう。
生活防衛資金の重要性
これまでに説明した通り、毎月の掛金5万円は、30年もの間、運用という巨大な空間に放っておかなければいけないお金です。
「30万円ほど急に必要になったから…」といって、積立て資産の中から、現金を引き出すような事があってはいけません。
せっかくこれまで積み上げてきた苦労が、水の泡になってしまいます。
お金には元々「色」がついていないので、あなた自身が前もって、お金の種類を2つに分けておく必要があるのです。
①長期にわたって置いておける運用資金
②これから5年程度で使う事が決まっているお金&生活防衛資金
これから5年以内で使う事が決まっているお金は、リスクを取らずに別枠で確保しておきましょう。
これは普通預金に預けておくのが1番安心ですね。
また、人生には何が起きるか分かりません。
思いもよらない事で、急な出費が必要になるかもしれません。
そのような不測の事態に備えて、「生活防衛資金」を確保しておく事も重要です。
この生活防衛資金は、日々のライフプランという枠組みの中に「余裕のスペース」を作っておく事が大事です。
たとえ積立て投資の成績が良くなくても、また、給与収入が多少落ち込む事があっても、余裕のスペースがある事で、心の中にゆとりが生まれるのです。
この生活防衛資金ですが、会社員の方は毎月の生活費の6ヶ月分程度を、自営業の方なら1年分程度を「普通預金」などで確保しておく事をオススメします。
「5年以内に使う事が決まっているお金」または「生活防衛資
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いつでも現金化できるように確保しておく。
「積立て投資の掛金」
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現金化できない場所へ入れて、長期間放っておく。
これまでに積立て投資をススメてきましたが、「5年以内に使う事が決まっているお金」や「生活防衛資金」が確保できていないうちは、積立て投資を始めるべきではないのです。
つまり、これらを確保できてさえすれば、積立て投資をすぐにでも実践して欲しいのです。
まとめ
あなたのお金の種類を、長期にわたって置いておける運用資金と、これから5年程度で使う事が決まっているお金に分けて置くのが良いですが…
「急にお金が必要になった」という時の為に必要になるのが、「生活防衛資金」です。
いざという時に備えて、普段からこれを確保しておくと、心の中にゆとりが生まれますよ。
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