ビジネスマンなら、1度は手を出してみたい投資。
ですが、投資と聞くと、どうしてもあまり良くないイメージが頭をよぎってしまいます。
でも実は、あなたのそのイメージは、全て間違ったモノなんです。
まずは、投資とはどういったものなのか、確認していきましょう。
未体験ゾーンは誰でも不安
未体験ゾーンは誰もが不安なものですが、まずは安心して下さい。
私が知る限り、日本人が投資と出会い始めてからまだ数十年しか経っていません。
10人の人がいると、そのうち8人の人は、まだ投資をスタートすらさせていないのです。
日本で投資が本格的に紹介され始めたのは、「それまで規制に守られていた金融マーケットを自由化し、グローバルな市場を作ろうとした」1996年の日本版金融ビッグバン以降です。
その為、金融商品を用いた投資は、多くの日本人にとって、まだ新しい概念なのです。
でも、身につけている知識やノウハウもまだ乏しいですし、多くの日本人が「投資」と聞くだけで、必要以上に身構えてしまう。
実際に投資を行った事がない方が多数派の為、「投資って本当に大丈夫なの?」という警戒心が、先に頭をよぎってしまいます。
例えば、あなたが今まで関心がなかった外国語を覚える時、あるいは仕事で新しい得意先を開拓する時に、「本当に自分にできるのだろうか?」と、不安が先走ってしまう事はありませんか?
人はある事柄に対する情報が真っ白なままだと、過敏に反応してしまう生き物なのです。
その為に、ビジネスの現場では新たな対象に遭遇してしまうと、必ず情報収集を行っていきます。
投資も同じように、人生の中で出会う「新たな対象」だと思ってもらいたいのです。
また、あなたが投資と聞いて身構えてしまう理由が、もう1つあります。
それは、多くの日本人が抱いている、投資に対する「誤解」のせいなのです。
・投資は、マメに見ていないとダメ
・投資を行うには、特別な知識と感性が必要
・数字や指標をチェックしないとダメ
・投資は、のるかそるかのゲーム
・投資は、すぐに勝ち負けがついてしまう
・まとまったお金のある人だけが行うもの
いかがでしょう?
「そうだ、その通り」と頷いているあなたは、残念ながら「投資のワナ」にハマってしまっています。
実は、これらは全て誤りなのです。
私がこれから紹介していく投資信託を用いた「積立て投資」を実践すれば、次の事を実感する事ができます。
・投資は、マメに見なくてもいい
・投資を行うには、特別な感性や知識も必要としない
・数字や指標をチェックしなくてもいい
・投資とは、世界経済の成長を捉える行為
・投資は、3年や5年では勝敗がつかない長期戦のゲーム
・毎月1万円あれば、実践できる
投資のワナから抜け出そう
そもそも、まとまったお金がないと「金融商品」を購入できない、という点が大きな誤解です。
実は、毎月1万円の原資があれば、投資信託を継続して購入する事ができます。
また、投資は「短い期間で利益を確定させるもの」という思い込みもあります。
預貯金のほうを「長く持ち続けるもの」と勘違いしてしまっているのです。
しかし、現実には全く逆の話です。
投資 ➡︎ 長い時間をかけて成果を上げる
預貯金 ➡︎ 短い期間のお金を預けておく
投資はリスクを伴うからこそ、短期間ではなく、長い時間をかけて手懐けなければならない作業です。
一方、預貯金は元本が保証されているので、生活費を賄う為に機動的に確保しておけばよいだけなのです。
拍子抜けするほど簡単に継続できる「積立て投資」
ここで突然ですが、1つ質問をさせて下さい。
①出社前にビジネス英語の早朝レッスンを受ける
②パワーポイントで新事業のプレゼン概要を作成する
③投資信託を用いて、毎月積立て投資を行う
この①〜③のいずれにも、一定の知識や考え方は必要になります。
①のビジネス英語は、確かに相当のスキルが必要ですし、②のパワーポイントも、得意でない方には難しいかもしれません。
でももし、あなたが③と答えようとしているのなら、それは投資を必要以上に難しく考えすぎなのです。
ハッキリ言って、作業にかける時間、そして作業そのものの簡単さという点でも、③の積立て投資が圧倒的に易しいのです。
あなたがビジネスの現場、自己研鑽の場で積み重ねている努力に比べたら、積立て投資とは本当に拍子抜けするほど簡単な作業なのです。
これからあなたが投資を行う目的は、給与以外の「第二の収入源」を育てる為です。
これは個別株を30万円で買って、50万円になったら売り、20万円の儲けを手にするという行為とは本質的に異なります。
これから30代、40代の方は公的年金をあまりあてにできなくなる為、今のうちから余裕資金を積み上げ、それを長期的に殖やしていく事が必要になるのです。
短期の売り買いに一喜一憂するのではなく、長い期間の中で、資産を形成するマインドを持つ…
これが「インベストメント」の考え方になるのです。
・短期で儲ける → トレード(取引する)
・長期で資産形成 → インベストメント(投資を続ける)
私達が目指していくのは、インベストメントという継続作業であって、金融商品を売ったり買ったりする事ではありません。
今ひとつの投資に対する誤解は、「投資は、お金持ちの人達が行うもの」という考え方です。
単刀直入に伺いますが、5億円の資産がある人に、果たしてお金の殖やし方のノウハウが必要なのでしょうか?
この投資とは、資産家の為に存在するものではありません。
堅実な生活を日々送っているあなたが、これから資産を形成する為に必要な作業なのです。
まとめ
多くの日本人が、投資に対して良いイメージを持っていませんが…
実は、そのイメージ自体が全て誤りだったりします。
投資に対するイメージを新しく変えて、良いイメージで取り組んでいきましょう。
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