投資について興味を持っているあなた。
投資を始めようと思っていても、いつ始めたらいいのか迷ってしまいますよね。
結論から言えば、今から始めるのがベストです。
では、なぜそう言えるのか、考えていきましょう。
金融危機はピンチなのか?
これまでに、世界を覆っている金融危機の波に影響を受けていない人は、おそらくいないでしょう。
日本に住む私達も、仕事の現場や日常生活の中で、この経済危機の影響を実感しています。
「世界は本当に大丈夫なのか?」
「これから、もっと多くの企業が倒産してしまうのではないか?」
「今後、さらに悪い事が起こってしまったら…」
そう考えると、心配の種は尽きません。
しかし、なにも世の中からお金が消えて無くなってしまった訳ではありません。
健全なお金は、そこかしこに存在しますし、市場に向かうべきお金も、日々新しく「生成」されています。
「えっ、一体どこで?」と思われるかもしれませんが、それは実体経済の中でです。
私達が、いつも取引しているモノやサービスの中で生まれるお金が、それにあたります。
また、新興諸国で日々積み上がっていく、たくさんの生産者の「貯蓄」というお金もそうです。
この地球の先進国では、金融資本が大いに痛んでいる状況ですが、先進国以外の新興国では、より豊かな生活をしたいというインセンティブを持ったお金が日々生み出されているのです。
大局を見てみよう
金融危機に直面する中で大切な事は、「この危機の後に何が起こるのか?」「そもそもこの金融危機は、どんな変化を誘発するのか?」という、大局的な流れをつかむ事です。
小さな虫の目で経済の状況を追うのではなく、経済の流れがどのように変化するのかといった鳥の目を持つ事が必要になってきます。
ところで、この資本主義の世の中では、好景気と不景気の波はつきものです。
長い歴史や時間の中で私達の先人は、大恐慌、2度にもおける世界大戦など、経済に壊滅的なダメージを与える出来事を幾度も経験してきました。
しかし、その度に新たな道を切り開いて、経済を発展させてきたのです。
数年前の株式市場の暴落もまさに「歴史的な下落」です。
しかし、別の見方をすると、円安、株高の状況が一挙に解消されて、本来価値よりも割安になった市場が、目の前に存在するという事でもあります。
私達はとにかく市場の振り幅に一喜一憂しますが、人の営みの普遍性にも目を向けるべきなのです。
それは、今日よりも明日、より豊かな生活がしたいという人間の願望です。
今よりも豊かになりたいという「健全な欲求」が存在する限り、世界経済のパイは拡大していくのです。
歴史的な視点から見れば、このような割安局面に遭遇する事は、千差一隅のチャンスだと捉えるべきではないのでしょうか。
人はいろいろな機会を選ぶ事ができますが、いつ投資と出会い、いつ投資を始めようとするのか、そのような事は前もって知る事ができません。
今、積立て投資をスタートさせようとしているあなたは、「しかるべき時に、しかるべき場所にいる人」になるのです。
まとめ
「どうして、今投資を始めるのがベストなのか?」
こういった問いには、世界経済の流れや現状の景気などを知るとよく分かってはきますが…
これから投資を始めるあなたは「しかるべき時」だったのです。
「思い立ったが吉日」ということわざにもあるように、今この時点から投資をスタートさせてみちゃいましょう。
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