投資信託を始めたばかりの人が必ず最初に悩み事といえば、「いつ、何を、どれくらい買えばいいのか、よく分からない」というものですね。
私も投資を始めたばかりの頃は、不安で一杯でした。
しかも「自分の選択したものは、これでいいのか?」と迷う事もしばしば。
今となっては、その悩みの解決策も浮かんできます。
当時の私を例に挙げて、投資信託に対する不安を解消していきましょう。
初めての人に多い疑問
私も投資に出会って数年経ちますが、投資を始めた頃を思い出す事があります。
その頃は5万円や10万円といったお金で、複数の投資信託を何度か購入していたのですが…
「この方法は合っているのか?」と、どうも自分の投資のやり方に自信が持てませんでした。
当時は、投資信託に関して、大きく分けて4つの悩みがありました。
①何を買えば良いのか分からない。
②いつ買えば良いのか分からない。
③どれくらい買えば、良いのか分からない。
④投資を始めた後も、これでいいのか迷う事が多い。
確かに「分からない事」が頭の中を占領すると、投資を続けるのが嫌になってしまいます。
投資は長く続けてこそ、その効果が最も期待できる作業ですから、悩みを取り除いて解決する事が大切になります。
①「何を買えば良いのか分からない」の対策方法は、ノーロード型のインデックスファンドを選ぶ事です。
インデックスファンドで、日本だけでなく、世界の株式や債券を保有すれば、何を買うべきなのか迷う必要がなくなります。
インデックスファンドは「市場の平均値」を保有する事が目的なので、ファンドの中で「不透明な動き」のしようがありません。
例えば、日経平均株価との連動を目指す日本株式インデックスファンドは、透明な袋の中に、日経平均株価に採用されている225社の株式を組み入れています。
したがって、ファンドそのものが何に投資しているのか、どんな運用を行うのかが明確です。
インデックスファンドを選べば、投資信託の中身が分かりにくい、ファンドがどんな運用を行うのか分からないといった悩みも解消されるのではないでしょうか。
②「いつ買えば良いのか分からない」という悩みは、まとまったお金で投資を行う場合に起こってしまいます。
毎月の積立て投資を実践すれば、いつ買うべきか?という悩みは解消されます。
③「どれくらい買えば良いのか分からない」という悩みは、「バランスを考えた組み合わせ」を考えていく事で解決できます。
ちなみにここでの意味合いは、投資信託の配分をどのようにすれば良いのか?という事になります。
④「投資を始めた後も、これでいいのか迷う事が多い」という悩みは、①と関連します。
そもそもインデックスファンドを買うとは「市場の平均値」を保有する事です。
自分で、ある特定の銘柄や、特殊な投資のやり方を選ぶ訳ではありません。
その為、「このファンドは大丈夫だろうか?」と思い悩む必要はないのです。
思い悩む事があるとすれば、それは「世界の未来は大丈夫なのだろうか?」という事ですね。
以上、私が投資を始めた頃に悩んでいた4つの悩みでしたが…
今となっては、知識も増え、自分で当時の解決策を考える事もできます。
確かに、始めた当初は「本当に大丈夫だろうか?」という不安で一杯でしたが、途中で諦めずに実践していくと、不安すら吹き飛ばす「自信」を身に付ける事ができますよ。
まとめ
投資信託を始めた人は「いつ、何を、どれくらい買えばいいのか分からない」といった悩みを抱える事が多いですが…
実は、どれも投資の事を理解していると、解決できるものばかりです。
それまでに諦めてしまう人も少なくないのですが、長く続けていると、自ずと解決策が頭に浮かんでくるようになってきますよ。
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