考え抜いた文章を相手に送っても、全く反応もないと、くじけそうになりますよね。
「どうせまた送っても、反応なんてないよ…」と、送る気も失せてしまいます。
こんな時、そんな事も気にならない鉄の心で、メールを送り続けられたら…
そんなあなたにぴったりの方法があります。
しかも、1度セットしてしまえば、自動的に何度も送り続けてくれる、夢のようなツールが。
この夢のようなツールをみんなで考えていきましょう。
1度フラれても、何度でもアタック
売上げを伸ばす為に必要なのは、とにかくアクセスを集める事です。
どんなに成約率の高いセールスレターを用意しても、アクセスを呼び込まない限り、あなたの商材は売れないのです。
そこで、少ないリストからでも効率的にアクセスアップをもたらしてくれる、夢のようなマーケティングツール、「ステップメール」を紹介しましょう。
「ステップメール」とは、ホームページ上で無料オファーを提供する代わりに、名前とメールアドレスを登録してくれたお客のリスト(オプトインリスト)に対して、あらかじめ用意しておいた何通ものメールを自動送信する仕組みの事です。
このステップメールを送る為には、CGIと呼ばれるプログラムをサーバーに設置するか、専用のASP(月額課金のレンタルシステム)を使うかの2つの方法がある。
ステップメールのCGIは、1万〜2万円くらいで購入できます。
またASPの場合、月額3000円程度で借りる事ができます。
いずれにしても、ステップメールを導入する事で手にする収益を考えたら、とても安い投資だと言えるでしょう。
それでは、初心者はどのようにステップメールを仕掛ければよいのでしょうか?
ステップメールを送る為には、先ほどの「オプトインリスト」を集めなければいけません。
その方法は、大きく分けて2つあります。
1つは、商材販売用のホームページにホバーウィンドウと呼ばれる小さなウィンドウを仕掛けて、ここで無料レポートなどをオファーしてリストを収集する方法です。
もう1つは、「フォーストオプトイン」または「ネームスクィード」と呼ばれる短いホームページにアクセスしてもらい、ここで名前とメールアドレスを登録してくれた人だけに販売用のセールスページを公開するという2ステップ方法です。
これら2つのうち、いずれかの方法を用いて集めたオプトインインリストに対してステップメールを自動配信します。
ここまでのステップを整理すると次のようになります。
②すぐに購入まで決断できませんが、商材に興味を持ってくれた見込み客にステップメールに登録してもらう
③あらかじめ用意しておいたメールシナリオを自動的に配信し、再びホームページにアクセスしてもらう
セールスレターの内容に興味はあるものの、初めてのアクセスでは購入を決められない人が、見込み客の中には必ずいます。
しかし、1度フラれたからといって、諦めるのはまだ早い!
恋愛でも本気で惚れたら、必死で何度でも口説き続けますよね。
ビジネスでも、それと一緒です。
たとえ、最初の接触でフラれたとしても、ステップメールで繰り返しアタックし続ける事で、最初のアクセスで買わなかった人達にも購入してもらう事が可能になるのです。
では、何回くらいアタックすればいいのでしょうか?
その答えは「何度でも」です。
ステップメールを送るのに、何回まで送らなければならないというルールはありません。
最初は冷やかし半分だったのが、何度もメールを送り続けるうちに、見込み客の悩みや欲求が深刻化し、その気になって買ってくれるというのはよくある事です。
ただし、そうはいっても、いきなり何十通ものシナリオを書くのは初心者にとっては骨の折れる仕事ですよね。
そこで、ステップメールを初めて書く場合は、1日・3日・5日・7日・10日の間隔で送る事をオススメします。
と言うのも、これまで計測してみた結果、10日〜2週間ほど経つと、購入率が低くなるというデータが出ているからなのです。
現代人は忙しく、毎日たくさんの情報を受け取っています。
おそらく、10日も経てば見込み客の興味度も低くなってくるのでしょう。
次にステップメールの具体的な書き方について説明します。
まず、ステップメールを書く上で、大前提となるのが、件名にも本文にも見込み客の名前を差し込む事です。
そして、不特定多数に宛てたメルマガ形式ではなく、個人宛に書いたメールのようにパースナライズした文章を書くという事が重要になります。
つまり、「皆さん」と呼びかけるのではなく、「〇〇さん」といった具合です。
なぜ、名前を呼びかけるのか?
それは、名前が、人間にとって最も注目を引く魔法の言葉だからです。
思い返してみて下さい。
あなたは、ザワザワとうるさい人混みの中で「〇〇さん」と自分の名前を呼びかけられて思わず振り返った事はないでしょうか?
あるいは、新聞や雑誌などを読んでいて、自分と同じ苗字や同姓同名の名前を見かけて、思わず目がいってしまったなどという経験はないでしょうか?
おそらくあなたは「イエス」と答えたはず。
そう、「名前」というのは自分の存在と一体化した言葉であり、周囲が他の情報でごった返している状況でも、思わず目をやらずにはいられない魔法の言葉なのです。
もちろん、メールを読む際にも人間の心理は変わりません。
件名に名前を入れ込む事で、相手が受け取るたくさんのメールの中に埋もれさせずに注意を喚起させる事ができます。
さらに、件名だけではなく、メール本文も個人に宛てた文章にする事で、大きく反応率をアップする事ができるのです。
この大前提を頭に入れた上で、ステップメールのシナリオを一緒に考えていく事にしましょう。
まず、シナリオを書く際に、最も力を入れるべきはメールの件名なのです。
どんなに素晴らしいメール文章を書いても、メールを開いてもらえなければ、読んではもらえません。
ただでさえ、スパムメールが毎日、洪水のように押し寄せるこのご時世。
相手にメールを読ませる為には、まずは件名で読み手の興味を引き出し、確実にメールを開いてもらう事が大切なのです。
・「〇〇さんの質問にお答えします」
・「〇〇さんにプレゼントを贈ります」
・「〇〇さん、△△さんに直接聞いてみて下さい」
この例のように、開封率の高いメールの件名を書くコツは、未完了な文章にする事です。
例えば、「〇〇さんの質問にお答えします」という件名を見ると、「質問って、何だったっけ?」と疑問を持つはずです。
また、「〇〇さんにプレゼントを贈ります」では、「え?プレゼントって一体何だろう?」とプレゼントの内容を確認したくなります。
このように、未完了な文章にする事で、人間はその続きを知りたくなるのです。
次にメール本文の内容ですが、次に挙げるトピックを書くと比較的簡単に、そして効果の高いメール文章を書く事ができます。
・これまでに見込み客とやり取りしたQ&Aを紹介する
・お客から寄せられた成功事例や感想を伝える
・その商材を販売しようとした理由、背景を書く
これまでステップメールの書き方テクニックを紹介しましたが、最後にもう1つ、「ステップメール」の反応を高めるコツを2点教えましょう。
・その人以外には、たとえ嫌われたとしても仕方がないと割り切って書く
ステップメールでは、八方美人的な文章を書くのではなく、自分なりのメッセージや熱い想い、さらにはあなたというキャラクターを、しっかりと相手に伝える事が大切なのです。
メルマガの解除やクレームを怖がっていては、あたりさわりのない文章だけが並ぶ事になり、売れるものも売れなくなってしまいます。
それよりは、たとえ一部のお客からクレームが来たとしても、自分が付き合いたいと思うお客に共感してもらう方が、よっぽど反応が高くなるのです。
また、違う言い方をするなら、ある程度のクレームは、マーケッターとしては歓迎するべき事なのです。
それは、1人のクレーマーが現れた場合、20人以上のファン客を獲得しているといったケースが多いからです。
そもそも、クレームというのは、読み手側の感情が揺さぶられるからこそ起こる現象である。
わざわざ、それを送りつけてくるというのは、ステップメールの文章が、感情を揺さぶるほどの内容になっているという証拠です。
こうしたクレームが発生した場合、反対に共感してくれる人が必ずいるものなのです。
あなたもぜひ、感情を揺さぶるほど反応率の高いステップメールを書き上げて、売上げアップを実現して下さいね。
まとめ
売上げを伸ばしたいあなたに代わって、アクセスを集めてくれる「ステップメール」
ステップメールは文章や件名の書き方など準備が大変ですが、1度セットしてしまうと、後は自動的に相手に送り続けてくれます。
相手の反応率の高い文章を送り続けて、売上げをアップさせましょう。
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