「あともう少し、自分が若かったらなぁ〜」
「もうちょっと若ければできたのに…」
人生というアブラののった年配の方達から、聞こえてきそうな言葉ですよね。
確かに、夢とヤル気に溢れていた若かれしあの頃を思うと、そう思ってしまいます。
でもあなたはまだ、そんなに大年寄りではないですよね?
「あともう少し若かったら…」なんて口グセのように唱えていると、気持ちさえも年老いてしまいますよ。
「負け犬思考」にとらわれていてはダメ!
あなたは今年で、いくつになりますか?
もし30歳を過ぎているとしたら、老いているまでとは言わないにしても、ふとした瞬間に「若さの衰え」を感じる事があるはずです。
例えば、あなたが取引先に向かう為に、汗だくになりながら街を歩いていたとしましょう。
すると、目の前を若者達が、最新流行のファッションで楽しげに通り過ぎていく。
あなたはそんな若者達を、いろんな意味で眩しそうに眺めている。
「あぁ、私にもあんな若い頃があったなぁ…」
嫉妬めいた独り言を呟きながら、あなたは取引先へと歩いていく…。
あなたが思わず、諦めてしまいそうになる気持ちは痛いほど分かります。
誰だって「若さ」はうらやましい。
ある意味、「若さ」は最大の武器です。
失敗したってやり直しはきくし、その失敗が「若いから」というだけで許される事だってあります。
全く、うらやましい限りですが…
だからといって、年齢を重ねたらダメかというと、そんな事はありません。
人生を変えられるかどうか、その境目は年齢ではないんです。
「もうちょっと若ければできるのに…」
そのような「負け犬思考」にとらわれた時、人生はダメになる一方なのです。
「本気で取り組む覚悟」がないから、年齢を理由に尻込みする
世の中には、定年退職してから起業する人だってたくさんいます。
60歳を過ぎてから、医師や弁護士の国家試験に合格した人もいる。
まさに、「第二の人生」ですね。
こうした人達と比べれば、あなたはまだまだ若いのではないでしょうか?
遅咲きの成功者といえば、「ケンタッキーフライドチキン」の創業者であるカーネル・サンダースが挙げられます。
貧しい家系を助ける為に、10歳からさまざまな職種で働いていた彼。
サンダースが飲食業に乗り出したのは、じつに40歳の時。
それも、物置を改造した6席しかないレストランが出発点。
試行錯誤を重ねた末に、フライドチキンのオリジナルレシピにたどり着いたのは、60歳を間近に迎えた時でした。
現在、彼の名前とケンタッキーフライドチキンの名前は、世界中に知れ渡っています。
サンダースが年齢を言い訳にせずに、じぶんの信念と可能性を信じて、努力を惜しまなかったからです。
こんな話をすると「彼だから、できたんだよ」という声が、どこからか聞こえきそうですが…
前回でも述べたように、その考え方はNGです!
あなたの人生が、あと何年続くかは分かりません。
でも、これから何十年も続く人生の中で「今」が1番若い事だけは間違いありません。
「もうちょっと若ければできるのに…」なんて思っていないで、やりたい事は今すぐ始めよう。
明日になれば、今よりもさらに歳をとっています。
可能性は、さらに狭まってしまう。
1番若くて、1番可能性のある今、行動を起こすべきです!
まとめ
誰だって「若さの衰え」を理由に諦めてしまいそうになりますが…
人生を変えられるかどうかは、年齢には関係ありません。
本気で取り組む覚悟がないから、年齢を理由に尻込みをしているだけです。
でも、これから何十年も続く人生の中で、「今」が1番若い事だけは間違いありません。
「もうちょっと若ければできるのに…」なんて思ってないで、やりたい事は今すぐ始めていきましょう。
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