「あなたって、いつも遅れてくるよね」
「別に大した時間じゃないけど、もう少し早く来いよ」
学生時代に、よく言われていた言葉です。
待ち合わせをしても、必ず2〜3分は遅れていた私。
「まぁ、いつもの事だし、2〜3分くらいイイよイイよ♪」と笑って許してくれていましたが…
これ、慣れてしまうとクセになってしまう悪習慣なんです。
あまり続けてしまうと、みんなの信頼も失いかねませんよ。
時間にルーズな人は、お金にもルーズ
今日は学生時代に友人との待ち合わせ。
友人達に向かって、3分遅れで走っていく「あなた」
「ゴメーン、遅刻して。待ったよね?」
「全然大丈夫だよ。こんなの遅刻の内に入らないから。」
「ありがとっ♪」
楽しく会話を弾ませながら、仲良く歩き出す友人達。
どこにでもよくある光景ですが…
あなたは、このような微妙な遅刻、2〜3分のちょっとした遅刻を、日常的に繰り返してはいないでしょうか?
「別にいいじゃない、10〜20分も遅刻している訳じゃないんだし」
「2〜3分の遅刻なんて、誤差の範囲だよ」
もし、あなたがそう思っているなら、今すぐ考え直して欲しい。
タイム・イズ・マネー。
時は金なり、なのだ。
あなたは、2〜3分の時間を浪費するとともに、自分でも知らないうちに、お金も浪費してしまっているのです。
たしかに2〜3分の遅刻なんて「大した事のない時間」なのかもしれない。
でも、そんな「大した事のない時間」なのに、どうして時間短縮できないのか?
2〜3分なんて、少しだけ早く家を出て、1本前の電車に乗れば、余裕で間に合う時間のハズ。
さらに言えば、駅に着いてから思い切り走っていくだけでも、ギリギリ間に合わせられるかもしれない。
でも、それをしようとしないあなたは、元から間に合わせようとしていないのです。
時間だって「貯金」してみよう!
私も20代の頃は、2〜3分の遅刻をする常習犯。
自分の事ばかりが中心で、相手の都合なんて考えない。
そうして遅刻していた頃、お金も全く貯まらなかった…
実は、時間にルーズな人は、総じてお金の管理にもルーズ。
時間を管理できない人は、お金も管理できない。
つまり、お金も貯まらないのです。
あなたは「2〜3分ならいいか」と遅刻を繰り返してしまうように、お金についても「100〜200円ならいいか」と浪費したりしていませんか?
「ちょっとだけならいいか♪」
そう思って缶コーヒーを買い、必要のないお菓子を買い、ワンメーターだけタクシーに乗り……。
その繰り返しで、お金はどんどん浪費されていってしまう。
「ちょっと」のハズでも、チリも積もれば山となるのです。
3分の遅刻を100回すると300分(5時間)になる。
それだけの時間があれば、ビジネス書だって3冊は読めるでしょう。
130円の缶コーヒーを毎日1本、30日買い続ければ3900円。
それだけのお金があれば、セミナーや勉強会にだって出られます。
あなたが正しく使っていたら、時間とお金を「将来の為」に使えたハズ。
こんな思考をしていたら、お金なんて貯まるわけがありません。
逆に、お金が貯まる人は、時間意識が非常に高いです。
必要なモノにはまとまった時間を費やすし、必要でないモノには1分だってムダにしようとしません。
時間もお金も「どう使うか⁉︎」が肝心なのです。
今日から遅刻はキッパリとやめましょう。
そこからお金も貯まっていきます。
それでも、なかなか遅刻グセが直らない人は、家中の時計を10分ずつ進めておきましょう。
そうすれば、ちょうどいい時間に目的地に到達できるようになりますよ。
まとめ
2〜3分の時間を浪費すれば、自分でも知らないうちにお金も浪費してしまっています。
時間の管理にルーズな人達は、お金の管理にもルーズ。
お金が貯まる人ほど、時間意識が高く、必要でないモノには1分だってムダにしようとしません。
まずは、遅刻をキッパリとやめ、自分で時間を管理していきましょう。
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