「お金儲けは悪い事⁉︎」そんな人の悪習慣改善法
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あの人、どうやってあんなに稼いでるんだろう…

 

何か悪い事でもやってるんじゃない?

 

テレビで億万長者の特集番組を見ていると、高確率で耳にする会話ですね。

 

悪気があって言ってる訳ではないんです…

 

ただ、あんなに稼いでいる光景を見てると「裏では何かよからぬ事をやっている」かのように思えてくるだけなんです…

 

時代劇の越後屋のように。

 

でもその考え方を変えないと、ネガティヴな悪い習慣が身についてしまいますよ。

 

私の実体験を例にして解説していきますね。

何を根拠に『お金持ち=悪人』と決めつける?

以前紹介したように、私は月20万前後の給料をもらっていました。

 

利用者さんの笑顔が見たくて就職した福祉のお仕事。

 

その憧れの職業で月々約20万円のお給料+ボーナス。

 

22歳になったばかりの私が有頂天にならないハズはない。

 

学生時代の後輩達からも、それなりに評価されるのを期待していました。

 

「センパイ、すごく仕事が出来るんですね。」

 

「俺、センパイの事を目標にして頑張るっス!」

 

「センパイ、ステキ!カッコイイ♪」

 

そんな風に言われるだろうと思っていたのですが…

 

実際の反応は、意外にも真逆でした。

 

「センパイ、派手なブランドの服やバッグばかりの持ってるみたいですけど、何かヤバイ事してるんじゃないっスよね?」

 

「昔に比べて派手になっちゃった?何だかお金持ちオーラが出て、近寄りがたいよねー♪」

 

え、何?そうなの?そんな反応?

 

こんなにも毎日、朝から晩まで頑張っているのに…

 

かなりのショックを受けた後、ある事に気づいてしまいました。

 

多くの日本人の頭の中には「とっても稼いでいる人=悪い事をしている人」という無意識の公式があるという事に。

 

お金をたくさん稼いでいる人は、何かよからぬ事をやっている。

 

庶民の気持ちが分からぬ極悪人に違いない。

 

そんな根も葉もない考え方が、私達の頭の中にインプットされている。

 

自分がお金を稼ぐ事に対してさえ、罪悪感を持っているんです。

 

誤解を恐れずに言えば『お金持ち=悪人』と思っている人は、必ずと言っていいほどお金がない。

 

だって、そうでしょ?

 

実際にお金のある人が『お金持ち=悪人』なんて言うハズがないんだから。

 

お金儲けに罪悪感を持つ事は「私は貧乏ですよ。お金なんて貯まらなくたっていいんですよ」と言っているようなもの。

 

これじゃ、一生かかっても、お金なんて貯まる訳がありません。

 

もちろん、お金持ちにも犯罪者はいます。

 

同じように、貧乏人には犯罪者は1人もいない、なんてことはないですよね?

 

お金があろうがなかろうが、たくさんの人が集まれば、少しは悪い事をする人はいます。

 

だって人間なんですもの。

 

いい人も悪い人もいて、当たり前。

 

お金のある・なしは関係ありません。

 

もしあなたが多くの日本人と同じように『お金をたくさん稼いでいる人=たくさん悪い事している人』という公式をインプットされているようなら、今すぐにそれを捨て去って、新しい公式をインプットして下さい。

 

『お金をたくさん稼いでいる人=たくさん世の中の役に立っている人』

 

この新しい公式は、あなたの考え方や価値観を大きく変える事ができます。

 

少なくとも欧米では、こうした考え方を持っている人は多いんです。

たくさんのお金で、よりたくさんの人が幸せに

日本人がたくさんのお金を稼ぐのに罪悪感を持つのは、欧米と違い、学校でお金や経済について学ぶ機会が少ない事に原因があると思います。

 

だから今、あなたの頭の中にあるお金に対する価値観は、幼い頃に親から言われた道徳観と同じになっているハズです。

 

「人間というのは、たくさんのお金を持つとロクな事をしない」

 

「お金よりも大切なモノが、世の中にはたくさんある」

 

「お金に執着するのは、恥ずべき事だ」

 

こうした価値観は、なんとなく作られたイメージだけで、実は全く根拠がない。

 

それこそ「都市伝説」レベルの怪しさです。

 

一方、欧米ではお金の役割について、幼い頃から倫理的に学びます。

 

「お金とは、相手を幸福にした事による対価だ」

 

「たくさんお金を稼いだ分だけ、よりたくさんの人が幸せになれる」

 

このお金に対するポジティブな考え方こそが、資本主義を動かす基本となる考え方なのです。

 

例えば、あなたが毎日働く事によって、直接的あるいは間接的に、大なり小なり世の中の人の役に立っているでしょう?

 

そして、ほんのちょっとだけでも誰かに幸福を与えているでしょう?

 

もし、百貨店に勤めている人なら、多くの買い物客に幸福を与えていますよね。

 

スポーツ用品メーカーに勤めているなら、多くのスポーツを愛する人達に。

 

外食産業で働いているなら、美味しいものを食べたい多くの家族に。

 

そうして幸せを与えるから、その対価としてお金を受け取っている。

 

人に与える幸せが大きければ、得られる報酬が大きくなるのは当たり前なんですね。

 

『お金をたくさん稼いでいる人=たくさん世の中の人の役に立っている人』という公式をしっかりと頭に入れて、「お金」に対してもっとポジティブなイメージを持ってもらいたい。

 

そうすれば、お金を稼ぐ事に積極的になれる。

 

稼いだお金を貯めたり、増やしたりする事にも、前向きになれるでしょう。

まとめ

多くの日本人の頭の中には「とっても稼いでいる人=悪い事をしている人」という無意識の公式が頭の中にインプットされている。

 

しかし、そのような思考の人ほどお金を持っていない事が多い。

 

今までの「お金」に対するイメージを捨て去り、新たに『お金をたくさん稼いでいる人=たくさん世の中の人の役に立っている人』という公式をしっかりと頭に入れるべきです。

 

「お金」に対してもっとポジティブなイメージを持ってもらいたい。

 

そうすれば、お金を稼いだり増やしたりする事にも積極的になれますよ。

 

まずは、「お金」に対する考え方を変えていきましょう。

 

 

 

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