「親に反抗できない」という人の悪習慣改善法
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セツコ
「親に相談したい事があるんだけでど、きっと分かってもらえないだろうなぁ…」

 

カネオ
「親を説得したいけど、言いにくいし、何だか面倒くさい…」

 

親子の関係は、子供から大人になる段階で、最初にぶち当たる「人間関係」だと言えます。

 

だからこそ、親としっかり話し合う事が大切なんですが…

 

「きっと分かってくれないだろう…」と思い込んで、親に反抗しない事はないですか?

 

確かに、自分の親を困らせたくない気持ちも分かりますが、いつまでも親の言いなりになっていては、チャンスを逃してしまいますよ。

いつまで親の言いなりになるの?

幼い頃から、親には心配をかけてきたし、困らせる事もしてきた。

 

私をここまで育ててくれた事には、とても感謝をしているし、いまだに親には頭があがりません。

 

しかし、いつまでも親の言う通りにするのも問題が生じてきます。

 

数年前、学生時代の後輩に会う機会がありました。

 

少しお人好しな面もあったが、とても素直な好青年。

 

約10年振りの再会で話も盛り上がり、お互いの近況を話し合いましたが…

 

彼は親の経営するレストランで、コックとして修行しながら働いているという。

 

しかも、月給5万円で。

 

思わず耳を疑ったが、修行中の身だからという事らしい。

 

もう、かれこれ10年は働いているのに…

 

親に交渉して、給料を上げてもらったら?と言うと「きっと分かってもらえないし、それに面倒くさくて…まぁ、いいかって思ってしまうんです」という返事が。

 

これからの事も考えて、必ず親を説得して給料を上げてもらうように説得して別れましたが…

 

あれから、もう何年も彼と会う機会がなく、ちゃんと親と話して説得できたのかが、今でも気にかかるのです。

親子関係は、人生で最も大きな人間関係

この話から、私が言いたい事は2つあります。

 

まず1つは、お金を貯める為には、「ちょっと頑張れば貯められるだけの収入」が必要という事です。

 

彼の場合、実家住まいなので家賃や食費は必要なかったようですが、それにしても5万円ではキツすぎます。

 

どう頑張っても、まとまった貯金はムリのハズ。

 

彼ほど極端ではなくても、手取りの給料が少ない人は、副収入を得る方法を考えるなり職場を変えるなりして、収入を増やす事を考えるべきです。

 

収入があまりにも少なすぎたら、元手を増やす事すらできません。

 

つまり、いつまでたってもお金を貯められないのです。

 

そして2つめの問題点は、親の言いなりになっている事です。

 

親子の関係は、子供から大人になる段階で、最初に直面する「人間関係」だと言えます。

 

ここをうまく乗り越えられるかどうかで、その先の人生が決まると言っても過言ではありません。

 

私自身も、これまでに何度も父とぶつかりました。

 

でも、そこで粘り強く話し合い、ケンカしながらも向かい合い、時間はかかったものの認めてもらえた事は、大きな自信につながっています。

 

彼のように、5万円の給料で10年間も働くなんて、普通ならあり得ません。

 

親との摩擦を恐れずに、しっかり向き合っていれば、もう少し早く賃金アップにこぎつけていたハズです。

 

人並みの給料をもらっていれば、相当お金が貯まっていたに違いありません。

 

確かに、親の言う事を聞くのも大切です。

 

しかし、人として自立する為には、いつまでも親の言いなりになるのでは不充分なのです。

 

時には、真剣に親とぶつかって、新たな親子関係を築いていく事が大切なのではないでしょうか。

まとめ

お金を貯める為には「ちょっと頑張れば貯められるだけの収入」が必要です。

 

しかし、いつまでも親の言いなりになっているのでは、人として自立する為には不充分なのです。

 

親の言う事を聞くのも大切ですが、真剣に親と話し合って、新たな親子関係を築いていく事が大切になりますよ。

 

カネオ
このセミナーを通して、今後の親子関係のあり方を考えてみましょう。

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