飲食店でメニュー選ぶ時などに「じゃあ、私も同じものを」「私は何でもいいから、あなたが決めて」という言葉をよく聞きます。
自分の意見ばかりを通さずに、相手に合わせる事は、時に必要ですが…
いつも相手に合わせて、身を委ねているようでは、ただの悪習慣です。
あまり度が過ぎれば、かえって相手を不快にさせてしまいますよ。
「じゃあ、私も同じものを」は、頼りなさの象徴
飲食店でメニューを注文する時に、「じゃあ、私も同じものを」と、人と同じものを注文する人は、意外と多いように思います。
また、「何がいい?」と意見を聞かれて、「何でもいい」と答える人も多いです。
でも、そんな人は要注意です。
例えば、友達と映画館に行って、「私は何でもいいから、あなたの観たいものでいいよ」と言ってしまったら…
観たくもないホラー映画を観るハメになるかもしれませんよ。
可愛い彼女とランチに行って、何度も「じゃあ、僕も彼女と同じものを」と注文していたら…
「私、自分の意見がない人って、大嫌いなのよ!」と言われてしまうかもしれませんよ。
多少、大げさではありますが…
常に自分の意見を、相手に委ねていると、相手から「何だかこの人って、頼りないなぁ…」という印象をあたえてしまうのです。
人と同じ事をしていては、お金なんて貯まらない
あなたはどうでしょうか?
レストランに入って注文する時、「じゃあ、同じものを」とか「何でもいい」とか言ってはいないでしょうか?
そんな答えを繰り返していると、周りから嫌われてしまう可能性が高くなります。
さらに言えば、あなたの「望んだ未来」は手に入りません。
この「じゃあ、同じものを」とか「何でもいい」という言葉は、協調性がありそうですが、実際には自分の軸がないだけです。
「たかがメニュー選びぐらいで、ずいぶん大げさな…」
あなたはそう思うかもしれませんが、こうした「思考のクセ」が常態化してしまうと、人生の大事な選択まで人に委ねてしまいかねません。
例えば、投資。
投資の世界では、ちょっとした市場の不安が原因で、周りが「売り」に走ったら、自分も慌てて株式を売却する人達がいます。
こうしたタイプの人は、周りが「買い」に走ったら、ひと呼吸遅れて買い注文を入れます。
本来なら、「底値で買って、高値で売る」というのが、投資で儲ける鉄則です。
周りに流されて行動していたら、このセオリーさえ実践できません。
だいたい、すでに人が動いてから、その後追いをしているのだから、その他大勢の中でも「最も反応の鈍いグループ」に入っています。
人と同じ事をする。
人の行動に判断を委ねる。
それはつまり、「他人と行動が同じ」になった上で、「他人よりも行動が遅い」という事。
これでは、せっかくのチャンスも逃してしまいます。
むしろ、人と違った事をする方が、お金は入ってくるものなのです。
だって「人と違う行動をする」という事は「競争率が低くなる」という事なのだから。
何事にも「我が道」を見つけるクセをつけた時、自然と成功に近づいていきます。
かといって、いきなり大きな決断をする事はありません。
ランチのメニュー選びや、休日に借りて観るDVDなど、身近な事から「自分で決める」練習を始めてみてほしい。
お店のオススメやテレビの特集に流されず、自分の判断で選ぶ事が大切です。
まとめ
飲食店のメニュー選びで「じゃあ、同じものを」とか「何でもいい」という言葉を聞きますが…
これらの言葉は一見、協調性がありそうで、実際には自分の軸がないだけなんです。
こうした「思考なクセ」が常態化してしまうと、人生の大事な選択まで他人に委ねてしまいかねません。
むしろ、人と違った事をする方が魅力的ですし、お金も入ってくるものです。
何事にも「我が道」を見つけるクセをつけていけば、自然と成功に近づいていけますよ。
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