みなさんは「名刺が必要な時に限って、名刺が見当たらない」という経験、ありませんか?
以前の私は、しょっちゅう名刺を探していました。
せっかく名刺交換をした相手にお礼の電話をかけようとしても、名刺がないと連絡先すら分かりません。
こうして、どんどんと疎遠になってしまうのですが…
こうした残念な悪習慣を、しっかり改善していきましょう。
名刺を失う事は、「未来の顧客」を失う事
異業種の交流会に参加したての頃、いろいろな場面で名刺交換した人達に、フォローのメールをおかねばなりませんでした。
本来は名刺交換したその日にするべき事ですが、ずっとほったらかしにしていたので「そろそろ送らないと」と思い立つと…
「あれ?おかしいな。必要な名刺がない…」
数日前に名刺の束をうっかり床に落とした時に、適当にかき集めたので、いくつか名刺が無くなっていたのです。
仕方なく手元にある人にだけメールを送りましたが、私はいったい何人の「未来の顧客」を逃がしたのでしょうか?
言うまでもありませんが、名刺はビジネスをする上で欠かせないツールです。
名刺をうまく整理できない人は、必要な時に必要な人に連絡が取れず、ビジネスチャンスを逃してしまう。
つまりは、貯金を増やす機会を失ってしまいます。
あなたはもらった名刺をどのように整理していますか?
業種別にして名刺フォルダにまとめている?
50音順にケースに入れている?
それとも、束にして輪ゴムでまとめている?
どんな方法でもかまいません。
あなた流の分類法を明確にして、必要な時に必要な人の名刺が取り出せるようにしておきましょう。
必要な時に、必要な名刺が取り出せる工夫を
私は、セミナーや交流会、読書会などで多くの人と会い、名刺交換をしています。
その全ての名刺を名刺ケースに保管していたら、かなりの手間がかかってしまう。
そこで、もらった名刺はとりあえず輪ゴムでまとめ、「2019年3月」といった具合に「日付を書いた付箋」を貼っています。
個々の名刺の裏にも、もらった日付と場所を書いておく。
これなら名刺がグチャグチャになっても、すぐに細分類できるからです。
また、名刺の裏側に「その人の特徴」をメモしておく事もあります。
こうした作業は、何十枚も続けてやったらひと苦労ですが、名刺を受け取るたびに書き込んでいれば、そこまで大した手間ではありません。
何事も「まとめてやろう」と思うから失敗するのです。
毎日、少しずつこなしていけるように、それを習慣にする事が大切なのです。
こうして分類した名刺のうち、「また会う約束をした人」については抜き出し、ちゃんとした名刺フォルダにファイリングしていきます。
私の場合は、「交流会」「株」「セミナー」など、カテゴリー別にフォルダを分けている。
フォルダに入らなかった名刺、つまり会う約束をしなかった人の名刺は、月ごとに輪ゴムでくくってダンボールにしまっておきます。
このダンボールに保管した名刺は、2年ほど寝かしておき、それでも使用しない場合は処分。
名刺は個人情報なので、裁断してから捨てています。
「必要なものだけを身の回りに置く」
「不要なものは捨てる」
仕事の整理能力も、家の中の整理能力も、全てはこのシンプルな習慣に集約されています。
あなたはちゃんと守れているでしょうか?
まとめ
名刺が必要な時に限って、名刺が見当たらない事がありますが…
名刺をうまく整理できないと、必要な時に必要な人に連絡が取れず、ビジネスチャンスを逃してしまいます。
そうならない為にも、あなた流の分類法を明確にして、必要な時に必要な人の名刺が取り出せるようにしておきましょう。
常日頃から「必要なものだけを身の回りに置く」「不要なものは捨てる」といった整理を心がけていけば、「どこへやったか分からない」という事もなくなりますよ。
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