「やりたいと思ってはいるけれど…資金が…」
「お金さえあれば、何だってできるのになぁ…」
以前、私がよくつぶやいていた言葉です。
夢のある将来のプランを計画しても、必ず「資金があれば」という、大きな壁に阻まれてしまいます。
毎回、そこで諦めてしまう悪い習慣なんですが…
あなたが本気でやりたいと思えば、たいていの事はできてしまうモノなのです。
諦めたら、そこで試合終了ですよ。
空想物語で終わったビジネスモデル
私が福祉職員だった当時、福祉業界に参入してくる企業が増えてきていました。
デイサービスやホームヘルパーを展開して、大きなビジネスを始める企業が出てきたのです。
そんな時代背景もあり、飲み会で職場仲間達と「脱サラをしてみんなで新たな福祉サービスを作ろう!」という話で盛り上がっていました。
「マンツーマンで対応できる施設にしよう!」
「全室、落ち着きのある和室にした方が利用者は増えると思う!」
「まずは世田谷を中心に展開して、5年後には周辺地域にも展開していこう!」
次々と新しいアイデアが湧いてくる。
それと一緒に、ビールジョッキも次々と空いていく。
でもそんな時、いつも決まって、大きな壁にブチ当たっていたのです。
「でも、資金はどうしよう…」
当然、みんなまとまった資金なんてある訳がない。
みんなで一斉に、大きなため息をつく。
夢は、ビールの泡とともに儚く消えていってしまった。
ああ、お金さえあれば、やりたい事ができるのに…
かっての自分をほろ苦く振り返りながら、私はこう思うのです。
「資金がないからできない」なんて、言い訳以外の何者でもなかったと。
夢を語るだけなら誰にでもできる。
本気でやろうと思っていなかっただけ。
あの時に語られていたのは、しょせん「空想物語」でしかなかったのです。
本気でやろうと思えば、たいていの事はできる
資金がないとできないのなら、資金を集める方法を真剣に考えたらいいのです。
その事業を始める為には「いくら」必要なのか、具体的な金額を算出してみましょう。
途方もなく莫大な金額になったら、さすがに夢物語だと分かる。
そんな時は、実現可能と思えるまで、ビジネスモデルを修正していけばいいのです。
スケジュールは?
マンパワーは?
組織づくりは?
考えるべき事は山ほどあります。
だけど、どれも考える事は可能なのです。
「やりたい事があるのに資金がない」
そんな事しか口にできない人は、資金があったって何もできません。
本当にやりたい事があるなら、資金を生み出す方法を模索すればいいのです。
資金面でOKが出たら、次は調達方法を考える。
共同出資にするのか、賛同者を集めるのか…
自己資金でまかなう場合は、「いつまでに、どのくらい貯めるか」を設定するといい。
とにかく、明確な目標設定が大切なのです。
実際に資金を集める為には、事業内容をさらに魅力的なものに磨き上げていく必要もあるでしょう。
事業内容と資金、双方を修正しながら、より実現可能性の高いプランにまで高めていくのです。
資金が必要であればあるほど、この作業は困難なものにはなってしまいます。
でも、あなたが本気を持って取り組めば、実現への道は必ず開ける。
もう、「やりたい事はあるけれど、資金がない」なんて言い訳する必要もなくなるのです。
まとめ
よく「やりたい事はあるけれど、資金がない」といった言葉を耳にしますが、言い訳以外の何者でもありません。
資金がないとできないのなら、資金を集める方法を真剣に考えればいいだけ。
人間、本気でやろうと思えば、たいていの事はできるものです。
あなたが本気を持って取り組めば、、「やりたい事はあるけれど、資金がない」なんて言い訳する必要もなくなりますよ。
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