あちこちで借金を抱えてしまった多重債務者になると、取り立てなどの精神的なストレスに悩まされ、生きた心地がしないといいますが…
そんな時にどこからともなく現れるのが「悪質業者」ですね。
人の悩みにつけ込み、甘い言葉で、言葉巧みに私達からお金をだまし取ろうとしてきます。
すでにまともな判断ができなくなっているので、心惹かれてしまい、さらに借金を増やしてしまうといったケースが多いのです。
そうならない為にも、ここで悪質業者の手口を学んでいきましょう。
取立てにあって、精神が疲れている人は要注意
多くの借金を抱えてしまい、複数の貸金業者から毎日のように取立てられると、生きた心地がしなくなります。
身を削って支払いをしているはずなのに、高額な利息のせいでさらに増えていく残高…
少しでも支払い期限を過ぎると、嵐のようにかかってくる催促の電話…
終わる事のない現実に、身も心もズタズタに。
その苦痛から逃れたいという人の前に現れるのが、悪質業者です。
「借金を一本化すれば、楽になります」
「借りられなくなってしまった人にもお貸しします」
このように、減らない借金に頭を痛めている人や、資金繰りに困っている人には、救いの神のように聞こえる甘い言葉で誘ってきます。
連日の取り立てで精神もズタズタになり、まともな判断ができなくなれば、この人なら助けてくれると思い、耳を傾けてしまうでしょう。
そのあげく、ますます借金が増えてしまい、どうにもならない事になってしまうのです。
悪質業者の手口とは?
悪質業者の手口には代表的なものとして、次のようなものがあります。
「借金の一本化」「借金整理」などのキーワードで、客を集める。
「保証料」や「手数料」を取るが、融資は行わない。
正規の貸金業者の社名や登録番号を詐称し、ダイレクトメールを送って客を集める。
「保証金」などの名目で金銭をだまし取る。
もし、貸金業者を利用する時には、最低でも次の事を事前に確認しておきましょう。
①金融庁のホームページで貸金業の登録を解除する
(これに登録がない業者は「ヤミ金」として扱う)
②日本貸金業協会の会員であるかどうかを確認する
(会員であれば、多少安心で信頼できる)
これらを知っているだけで、借金が増えるのを抑える事ができます。
悪質業者の手口をしっかり覚えておきましょう。
まとめ
多重債務者になってしまうと、取立てや終わる事のない現実に、精神もズタズタになって、まともな判断もできなくなってしまいます。
そんな時に限って現れる「悪質業者」の巧妙な手口につい心惹かれてしまい、さらに借金を増やしてしまう事に。
そうならない為にも、普段から悪質業者の手口を頭の中にしっかり叩き込んでおきましょう。
いざという時に、思いとどまる事ができますよ。
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