人によっては週に1回、病院に受診しなくてはいけませんが、この受診代&処方箋代も月で考えると、結構な金額になります。
受診代は健康保険以外に節約する事はできませんが…
処方箋は工夫次第で、簡単に節約する事ができます。
その気になる方法を紹介していきましょう。
薬をジェネリックに変えると、最大70%の節約に
病院で処方してもらう薬代を、最大70%オフにできる方法ですが…
処方してもらう薬を、有効成分は同じジェネリック医薬品に変えてもらうのです。
ジェネリックは特許が切れた成分を使用しているので、従来品と効能は変わらないのに、価格は段違いに安い事が多いのが特徴です。
例えば、高血圧や高脂血症の治療で知られるリポバス、セルベックスカプセル、レニベースの処方(3割負担で3,330円)を、ジェネリックのリポザート、アンタゴスチンカプセル、レナベリックに変更すると、1,040円(3割負担)で済みます。
数字でも分かるように、健康保険適用後の差額は何と、月2,290円にもなります。
効き目が同じなら、安いジェネリックを処方して欲しいのが患者の心理ではありますが…
処方の際に黙っていると、医師は先発品を処方する傾向があります。
なぜなら、先発品の方が役7,640円の増収になるからです。
処方薬の変更には、医師の同意が必要になるので、診察時に「ジェネリックを処方して下さい」と伝えなければいけませんが…
金銭的な理由からだと付け足せば、簡単に処方してもらえるはずですよ。
処方箋の薬は、混んでいる病院の指定調剤薬局の方が安い
ひと昔に比べ、薬は病院が処方し、近くの調剤薬局でもらう事が多くなりましたが…
この薬代を浮かせる、良い裏ワザがあります。
実は、小さな個人医院近くの空いている薬局より、混んでいる大病院の指定調剤薬局の方が、同じ薬をもらっても少し安いのです。
これは、利用者の多い薬局の方が、調剤基本料が安くなるからです。
もし、月4,000円以上の処方箋を受け、その70%超えが特定の病院からのものである薬局の調剤基本料は24点の240円です。
これに対して、それ以下の薬局は基本料が40点の400円。
薬局が変わるだけで160円の差が出る訳ですね。
健康保険を使えば、3割負担で差は48円になりますが、週に1度薬をもらっている人には、年間で約2,500円の節約になります。
処方箋はどの調剤薬局に行っても、個人の自由なので構いませんが、どうせもらいに行くなら安い方がいいですよね。
まとめ
病院で薬を処方してもらいますが、この処方箋代も工夫次第で節約する事ができます。
有効成分は同じなので、従来品の薬よりもジェネリック医薬品に変更すると、段違いに安くなります。
また、処方箋をもらいに行くのも、混んでいる大病院の指定調剤薬局の方が、個人医院近くの空いている薬局よりも安くなります。
少しの工夫を加えるだけで、簡単に節約ができますよ。
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