「貯金なんかしなくても、ちゃんと稼いでいればいい…」
考え方によっては、それもアリなように思えてきます。
しかし、貯金をせずに手元にお金があれば、使ってしまうのも事実。
やはり「稼ぐ力」も必要ですが、「貯める力」も必要になってきます。
より理解してもらう為にも、貯金のメリットを考えていきましょう。
「貯金がある人」の最大のメリットとは?
貯金があると、どんなメリットがあるのでしょうか?
「貯金があれば、借金をしないで済む」
これは当たり前と思うかもしれませんが、実はこれこそ「貯金がある人」の最大のメリットともいえます。
どうしても欲しいものがあった時、お金がなければクレジットカードで買うか、キャッシングでお金を借りて買う事になります。
しかし、キャッシングはもちろん、カードでの支払いも「借金」だという事を、ちゃんと認識しておく必要があります。
お金がないので、未来の自分の収入を当て込んでお金を借りる訳です。
しかも、高額な利子付きで。
でも貯金があれば、そういう借金をしないで済みますね。
車や家など高額な買い物をする場合も、借入額を小さくする事ができます。
大きな買い物をする場合は、頭金をどれほど準備できるかどうかで、その後の生活はまるで変わってきます。
ローンを長期で組んだりする場合は、支払う金利もかなりの額に。
その違いは驚くほどで、住宅ローンなどは低金利時代になったとはいっても、長い人生で数百万円の違いとなってのしかかってきます。
その為、貯金が全くない人は、それだけ余分な出費をする事になります。
他にも、貯金のある人は、株や投資などで資産運用する際にも有利です。
運用しているうちに多少の損失が出ても、それを貯金でカバーして、新たな挑戦も可能になるからです。
運用にはリスクがつきものですから、当然、失敗もあるでしょう。
でも元手に余裕がなかったり、借金で株など始めた場合、損が損を生み、再挑戦どころか、雪だるま式の借金生活という事になりかねません。
こうなったら、もうどうにもならなくなります。
苦痛が伴った貯金生活は、長続きしない
貯金の大切さが認識できたら、次はどうしたら貯められるかです。
貯金がある人は、ごく自然に貯金ができる人といえます。
貯金ができる人は、「お金を貯める力」が身についているのです。
「あれは買わずにガマン」「これは控えておこう」「節約、節約」と自分に節制を課していく事も大事ですが、苦痛が伴った貯金は、決して長続きしません。
しかし、ごく自然にそれができれば、「貯金する事」はツライ事ではなくなります。
「貯金できる人」は、その極意を知っているのです。
つまり、「貯金できる人」は、「稼ぐ力」とはまた別の「貯める力」が備わっている事になります。
前に挙げた苦痛になる事を、喜びや楽しみに変える力、とも言い換える事ができますね。
「貯金のない人」から「貯金のある人」に転じるには、この極意を早くマスターする事が必要条件です。
まとめ
「貯金なんかしなくても、それだけ稼げればいい…」
そう感じる人もおられるのですが…
「貯金がある人」には、不意な事故や出来事などに、ちゃんと対応ができるという、メリットがあります。
これは長い人生で、かなりの額として差が出てくるもの。
「貯金できない人」も貯金への認識を改めて、「貯金できる人」へ意識を変えていきましょう。
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