3つの組み合わせパターンとは⁉︎安心の投資術
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カネオ
「投資を始めようと思うんだけど、初心者に優しいタイプでいくのか、ハイリスク&ハイリターンでいくのか悩むよね…どんな組み合わせが自分に合っているのか分からないよ…」

 

いよいよ毎月5万円、ボーナス時20万円の「配分割合(ポートフォリオ)」を提示していきましょう。

 

さぁ、想像してみて下さい。

 

あなたの手元には、5万円と書かれた粘土があります。

 

この粘土を使って、あなたはポートフォリオという作品を作っていく訳ですね。

 

ちなみに、これから挙げる投資信託は全てノーロード型ですよ。

ビギナー型ポートフォリオ

できるだけリスクを抑えて、現実に積立て投資を行いたいのなら、「ビギナー型」がオススメです。

 

組み合わせ配分を決める

「基本4大資産」を取り入れた、シンプルで分かりやすい配分割合です。

 

これから本格的に投資をスタートさせるあなたに、オススメしたいポートフォリオです。

 

例えるなら、電車に乗っている時でも頭の中で思い描ける配分ですね。

 

「日本」と「海外」という区分けは、国や地域の区分けであると同時に「日本建て」と「外資建て」の区分けでもあります。

 

日本債券ファンドを選ぶ

さて、安全資産である「日本債券」ですが、具体的にどんな投資信託を選べばいいのでしょうか。

 

以前お話したように、安全資産はリターンを求めず、元本確保を最優先するファンドであるべきなのです。

 

日本株式ファンドを選ぶ

続いて「日本株式」ですが、日本株式は、TOPIX(東証株価指数)との連動を目指すインデックスファンドをオススメします。

 

日経平均株価に連動するインデックスは、指数が1つの会社(日本経済新聞社)によって管理されている為、銘柄入れ換えなどで、どうしても管理会社決意性が介在してしまいます。

 

TOPIXの方が「市場そのもの」という概念に、より近いといえるでしょう。

 

海外株式ファンド&海外債券ファンドを選ぶ

海外株式(先進国)については、日本以外の先進22ヵ国の株式を「1つの市場」と捉えます。

 

海外債券については、日本以外の債券市場を1つのマーケットと捉えて連携を目指すファンドを挙げます。

均等型

大胆さと慎重さを併せ持った、バランス感覚に優れた投資なら、「均等型」がオススメです。

 

組み合わせ配分を決める

均等型では「基本4大資産」に加えて、海外株式(新興国)を組み入れています。

 

世界をより広い範囲で捉えた配分です。

 

新興国は英語で「エマージングカントリー」と呼ばれますが、エマージングには、新生の、新たに興りつつある、という意味合いがあります。

 

以前述べたように、地球の残り半分(新興国)では、より豊かな生活をしたいというインセンティブを持った「お金」が、日々生み出されているのです。

 

21世紀に入ってからの新興国の成長には、目覚ましいものがあります。

 

新興国はまだ若く、安定性に欠けますが、高い潜在可能性を持っているのではないでしょうか。

 

ただし、先進諸国に比べると潜在的なリスクも大きいです。

 

投資を行うなら、より大きな、より長い不確実性を受け入れる覚悟が必要なのです。

 

私は、日本債券ファンド、海外債券ファンド、日本株式ファンド、海外株式(先進国)ファンド、そして海外株式(新興国)ファンドを総称して「5大資産」と呼んでいます。

 

均等型ポートフォリオでは、この5大資産を等分に配置しています。

 

海外株式ファンド(先進国)を選ぶ

まずは海外株式(先進国)から提示しましょう。

 

先ほど説明したように、海外株式(先進国)は、日本以外の先進22ヵ国、アメリカ、カナダ、西ヨーロッパ諸国、オーストラリアなどの国々の株式を集めて「1つの市場」と捉えています。

 

その市場の平均値をMSCIコクサイ指数と呼んでいます。

 

このMSCIコクサイ指数との連動を目指すインデックスファンドを選ぶようにすると良いです。

 

実は日本を含めた先進国の株式だけで、世界の株式マーケットの8割以上の大きさを占めています。

 

海外株式ファンド(新興国)を選ぶ

続いて海外株式(新興国)のイメージですが、し23ヵ国の代表的な株式を「1つの風呂敷」に包み込み、そこに1つの市場があると捉えています。

 

その市場の平均値を、MSCIエマージングマーケット指数と呼んでいます。

 

23ヵ国の中身は、中国、インド、ブラジル、ロシアをはじめ、東ヨーロッパ諸国、東南アジア諸国などです。

 

MSCIエマージングマーケット指数との連動を目指すインデックスファンドもありますね。

積極型

アグレッシブに高いリターンを求めていくのなら「積極型」がふさわしいといえます。

 

組み合わせ配分を決める

積極型では、世界株式の中で、あえて日本の株式を外しています。

 

これは冷徹な目で、世界経済に成長に占める日本の割合が、今後低下していくと捉えている為です。

 

また、給与収入は円建てで受け取り続けますから、積極型では外貨建て資産に投資を行う事を優先しています。

 

今後20年で、世界経済の主役が交代すると考える人にとっては「未来の変化」を先取りした配分といえるでしょう。

 

海外債券ファンドを選ぶ

最後に、海外債券の具体的なファンドを説明しておきましょう。

 

海外債券は、広く日本以外の先進国の債券市場を1つのマーケットとして捉え、その平均値であるシティグループ世界国債インデックスとの連動を目指すファンドを挙げます。

 

ちなみに、日本は除きますね。

 

以上、3つの組み合わせパターンを説明しましたが、いずれのポートフォリオでも資産ごとの提示ファンドに変わりはありません。

まとめ

いよいよ毎月5万円、ボーナス時20万円のポートフォリオを作成していきますが…

 

これには「ビギナー型」「均等型」「積極型」の3つのパターンがあります。

 

どのパターンで投資を行うのかは、本人の自由ですが、やはり自分に合ったパターンで進めていくのが、1番良い方法ですね。

 

 

カネオ
他にもどんな組み合わせパターンがオススメなのかは、このセミナーに参加すれば発見できますよ。

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