普段聞いた事のない言葉を聞くと、頭が痛くなってきますよね。
誰が側で優しく、そっと教えてくれればいいのですが…
現実はそう甘くはありません。
しかも、難しい言葉を聞いただけで、「あー、もう無理」と拒否反応を起こしてしまう事も。
そうならない為にも、ポートフォリオについて考えていきましょう。
バランスを考えると「組み合わせ」に
「ポートフォリオって聞くだけで、僕はもう無理だと思ってしまうんです。資産ポートフォリオなんて、限りなく難しいというのが僕の実感です。」
モニターの方とポートフォリオについて話をした時に言われた事ですね。
確かに「ポートフォリオ」=「難しい」と思い始めると、思考がストップしてしまいます。
しかし、ポートフォリオとは、簡単にいえば「組み合わせ」の事なのです。
この「組み合わせ」の例として挙げられるのが「食」です。
穀物、野菜、乳製品、肉、果物など、人間は必要な栄養素を食べる事で摂取しています。
例えば、お米 + 味噌汁 + 焼き魚 + サラダ + ヨーグルトといった、全く違った食材をうまく配分しているのです。
この組み合わせとは、人の健康を保ち、エネルギーを生み出し、少しでも良い体調を維持しようとする人間の知恵です。
人は何百年、何千年から、さまざまな食材を組み合わせて、料理を作り、それを食べてきたのです。
異なった種類の食材を組み合わせ、また、各食材のバランスに留意する…
それはあなたの積立て投資でも同じ事が言えるのです。
・各資産のバランスに留意する
毎月5万円、ボーナス時20万円の掛金をどのように配分するのか?
それが組み合わせです。
具体的には、どの投資信託をいくらずつ購入するのか、すなわち「配分割合」を決めるという事です。
例えば、「A社、B社、C社、D社それぞれのインデックスファンドに25%」というように毎月5万円の配分割合を決定し、各々について積立て投資を実践すれば、あなたが何をしなくても、仕組みが自動的に4つの投資信託を買い付けてくれます。
この投資信託の組み合わせの事を「ポートフォリオ」と呼んでいるのです。
組み合わせとは、各ファンドの「配分割合」をパーセンテージで決定していく事なのです。
①投資のリスクを軽減させる為
②資産間のバランスを図る為
まとめ
普段聞きなれないような言葉「ポートフォリオ」と聞くと、「あー、よく分からないから、もう無理」と拒否反応を起こしてしまう人も少なくありませんが…
ポートフォリオとは、簡単にいえば「組み合わせ」という意味になります。
バランスよい投資信託の組み合わせ「ポートフォリオ」をバランスよく配分割合していく事が大切になってきますよ。
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