投資って、簡単なモノではあるのですが、まだ未知で怖イメージがありますよね。
そもそも、欧米で常識な投資は、日本人には合わないモノが多いです。
これを日本流にアレンジする事ができれば、もっと身近に感じる事ができますね。
この、日本人に合った投資法とはどういうモノがいいのでしょうか?
アングロサクソン式の投資は日本人に合わない?
日本には、お金を運用する事に興味があり、「できれば投資を始めたいなぁ…」と思っているビジネスマンがたくさん存在します。
あなたも真剣に仕事に取り組み、自分を向上させようとする人です。
インターネットや本を用いて情報収集を行い、人的交流にも積極的に参加しています。
そんなあなたに、どうして「投資」という考え方が浸透しないのでしょうか。
講師の先生も投資アドバイザーとして、どうすれば「投資」の概要、「投資」の効用をうまく伝えられるだろうかと、これまで色々と腐心されてきました。
その中で感じた事は、欧米で広まった投資のやり方を、そのまま日本人に紹介するだけでは限界があるという事です。
多くのビジネスマンに投資が広がらない理由は、投資のやり方が日本人のメンタリティーに合った形にアレンジされていないからです。
これまで投資の理論や考え方を発展させてきたのは欧米人で、特にアングロサクソンと呼ばれる人達です。
しかし、日本人とは性格や価値観が異なるアングロサクソンの考え方を、そのまま日本人の行動に当てはめるのは少し無理があるのではないでしょうか?
このアングロサクソンが唱える投資とは、非日常の中で、一大決心をして大きなお金を動かす事です。
例えるなら、マンモスを追ってそれをしとめる行為といえるでしょう。
もちろんリスクはついて回りますが、果敢に挑戦していけば大きなリターンを得る事ができます。
一方、日本人はマンモスを追うというより、毎日畑に出て、お米や野菜を育てる事に長けた民族です。
大抵の日本人は、「マンモスをしとめる」という所に、心理的な抵抗を感じてしまうのです。
具体的に言うと、まとまった金額で、一度に投資を行う事に違和感を覚える人が多いのです。
あなたに合うのは、やっぱり「コツコツ積立」
私が思うに、まとまったお金で金融商品を購入する事は、「非日常的な行い」です。
私達は「非日常的な行い」になると、知らず知らずのうちに身構えてしまい、投資という行為が本来持っている以上の「リスク」を感じてしまうのです。
欧米で発達した投資のやり方を日本人に合うようにアレンジするには、投資を「日常」の中に組み込む必要があるのではないでしょうか。
日々の暮らしの中で規律を保ちながら、決められた事をしっかりとこなしていく力は、日本人が持っている優れた能力です。
と言う事は、日常生活と投資をうまくリンクさせる事が、日本人のメンタリティーに合った「投資のやり方」なのです。
それはすなわち、毎月の収入の中から「継続的に投資を行う = 積立投資」となります。
毎月決まった日に、一定の金額で、規則正しく投資信託を買い付けていく…
このような状況を一旦作ってしまえば、仕事に忙しいあなた、少しズボラかな〜と思っているあなたも、必ず投資が続けられます。
投資とはまさしく、日常の一部に溶け込んでいく作業ですね。
それは、観葉植物を育てる事、毎日猫に餌をあげる事、週に1回スポーツクラブに通う事、月に1回実家に電話をする事よりも、手間も暇もかからない行為なのです。
まとめ
元々、欧米で発達してきた投資ですが…
その性質自体、日本人にはあまり合いません。
でも、少額でも毎月コツコツできる「積立」なら継続的に続けられるはずです。
まだまだ敷居の高いイメージの投資ですが、思い切って足を踏み出してみましょう。
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