やっと商材を売る事ができたあなた。
「最初の1週間は爆発的に売れても、その後はほとんど売れない…」というのは、この世界ではよくある話です。
でも、少しでも継続的に売れてくれると嬉しくなりますよね。
実は、そんな仕組みを作り上げる事が可能なんです。
その、気になる方法を紹介していきましょう。
ほったらかしでもロングセラーになる⁉︎
従来、マーケティングの世界では「2割8割の法則」というものが常識だとされてきました。
これはマーケティングだけに限ったものではありませんが、成果や実践の大部分(8割)は、全体を構成する一部の要素(2割)が生み出しているといった経済の法則です。
例えば、「圧倒的な利益をもたらしてくれる商品やお客は全体の2割であり、この部分だけで8割の利益が生まれている」という考え方ですね。
ところが、インターネットの世界では、この「2割8割の法則」が働かないケースが生まれてきているのです。
これは世界的にも有名なIT系雑誌「WIRED」の編集長、クリス・アンダーセン氏が提唱した理論であり、最近のネットビジネスの世界でも非常に話題になった考え方です。
その例としても最も有名なものが、書籍や音楽CDのオンライン販売で有名な「アマゾン」でしょう。
「アマゾン」では、通常の店舗ではほとんど売れないようなニッチ商品の販売額の合計が、売れ筋商品の販売額合計を上回っていると言われています。
この現象は「ロングテール現象」と呼ばれており、アマゾンのようにコンテンツが集積されるところで起こる現象とも言われています。
このロングテールの考え方から、情報商材の売上げを継続的に安定させる事ができる戦略が存在します。
その戦略ですが、まずは販売ページにアクセスを集める事が、成約につなげる為の第一歩です。
「ロングテール理論」では、その入口をグーグルやヤフーなどの「検索エンジン」に絞っていく事が基本となる。
つまりは、アクセスを集めてくる入口を増やす為の手法のうちの1つと言ってもいいのです。
ここで想像してみて下さい。
誰もが利用する検索エンジンですが、調べたいキーワードを入力して検索すれば、ずらっとその語句を含んだサイトが表示される訳ですが、これはどのような順番で表示されるのかご存知でしょうか?
実は、これはグーグルやヤフーのそれぞれの検索エンジンが、独自の方式に則って決定しています。
一般的には、この順位が上にあるサイトが利用者の目につきやすく、アクセス数も増加していく訳ですが…
このサイトに手を加え、各検索エンジンが好むような作りにしていく事で、できるだけこれらの検索エンジンの上位に表示させるようにする事が可能なのです。
これをSEO対策(サーチエンジン最適化)と言いますが、自分の商材の販売ページを、あらかじめ見込み客が検索エンジンに打ち込むであろうキーワードで上位に表示されるように対策する事が重要になります。
このように、検索エンジンで上位表示する事により、毎日新規のアクセスが無料で飛び込んできます。
これによって、この手法自体では一気に爆発的な売上げにはなりませんが、継続的に上位表示をキープするようにメンテナンスすれば、ほったらかしでも毎月一定の割合のアクセスがあり、その中で安定して成約されていくのです。
ここで「ロングテール」の理論を思い出してみましょう。
この法則を検索エンジン利用者が打ち込む「キーワード」に当てはめてみると、よく検索されるようなキーワード(ビッグキーワード)の検索回数よりも、それに付随する小さなキーワード(ニッチキーワード)を多く押さえられれば、相対的なアクセスはビッグキーワードよりニッチキーワードの方の数が勝る、という事になります。
よって、検索エンジンの利用者が打ち込むであろうキーワードを想定して、そのページが検索エンジンにかかるように複数作成するといいのです。
これはホームページでもブログでもいい。
そしてそのページから販売ページに呼び込む事で、販売ページのアクセスを増やしていき、相対的なアクセスを上げるのです。
次にもう1つの方法をご紹介しましょう。
それは、PPC広告を使う方法です。
PPC広告は、一般に「クリック課金広告」と呼ばれる広告モデルで、検索エンジンでキーワードを検索した時に表示される広告なのです。
広告主が、事前にキーワードを登録しておき、消費者にそのキーワードで検索された時に表示される仕組みで、表示されただけでは広告費を払う必要はなく、クリックされて初めてお金が発生するというものです。
この特性を利用して、ビッグキーワード以外にも、無数のニッチキーワードを登録すると…
クリックされて初めて課金される仕組みなので、1年に1度しかクリックされないようなものでも、例えばそれらを1000ワード登録しておけば、各キーワード単体でのクリックは少なくても、年間を通してみれば、相当なアクセスを呼び込む事ができるという訳なのです。
また、ビッグキーワードの場合には、クリック単価が単価が高いが、そういったニッチキーワードは、競合が見落としている部分なので、クリック単価も「数円」て極端に安いといったメリットもある。
これらのキーワードを複数のワードで1度だけセッティングしておけば、あとはほったらかしでも継続的なアクセスがあり、その中で一定数の成約が確保できるという手法なのです。
この手法は、自分の売りたい情報商材の属性を考えて、なるべく多くのニッチかキーワードを探していく事がポイントになってきますが、実は各PPC広告の管理画面で半自動で複数のキーワードを取得する事が可能なので、ぜひ実行してみましょう。
これら2つの武器を上手く使う事で、ロングテール戦略は実現していきます。
このように挙げていくと「何だか難しそう…」という印象を持つかもしれませんが、実はこうしたページ制作は、本人が直接行なわなくても、外注に仕事を任せても大丈夫なのです。
まぁ、当然費用は発生しますが、それに見合うだけの利益は十二分に生まれます。
販売戦略の極意とは、まずスタートダッシュで爆発的に販売し、その後で、今回紹介したロングテール戦略を使う事で、最終的にはスタートダッシュの売上げを上回るほどの売上げを上げていくという2ステップの戦略にあるのです。
まとめ
「最初の1週間は売上げがあっても、その後は全然売れない」という話はよくありますが、そんな時には「ロングテール戦略」が最も効果的です。
それには、キーワードを考えたりPPC広告を活用しながら、検索エンジンに上位表示させる事が必要になってきます。
こうする事で毎日新規のアクセスが無料で飛び込んでくるようになり、毎月継続的にアクセスがくるようになってきますよ。
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