情報商材のジャンルを探している時に思ってしまうのが、「ライバルの多いジャンルは狙わないでおこう」という事。
確かに強豪相手では、たちうちできそうにない気がしてきます…
でも、実はライバルが多いジャンルの方が、成功する可能性が高かったりするんですよ。
ライバルが多い市場ほど、チャンスが眠っている
SMAPの大ヒット曲の「世界に1つだけの花」
この歌が流行ってから、よくビジネスの世界でも「ナンバーワンではなく、オンリーワンを目指すべきだ」と言われるようになりましたが…
情報ビジネスにおいては、この言葉は通用しません。
実は、情報ビジネスでは、すでにライバルがたくさんいる市場ほど、大きな儲けを手にする可能性が高いのです。
その理由は、極めてシンプル。
ライバルが多い市場というのは、「何社ものライバル達が広告を出しても儲かっている市場」だからなのです。
広告を出すには、当然の事ながらお金が必要になります。
ここで言うライバルとは、情報商材を販売している情報起業家の事ではありません。
あなたがターゲットとする見込み客の悩みや欲求を情報商材以外の方法で解決する類似競合を含めて、ライバルと考えるべきなのです。
例えば、育毛ノウハウを販売しているのなら、育毛サロンや、育毛剤の通販会社などが類似競合にあたります。
あなたがスムーズに商材販売を成功させたいと思うのなら、こうした類似競合を含め、すでに広告費を出してでも儲けている市場で商材を販売するべきです。
では、どうやってそうした市場を見極めればいいのか?
まずは、調べたい市場のキーワードを、ヤフーやグーグルなどの検索エンジンの検索窓に打ち込んで検索をかけてみて下さい。
そこで、出てくるサイト数、次にスポンサーの数をチェックします。
つまり、インターネット上にある、そのキーワードを含むサイト数、そしてそれらのキーワードを検索エンジンで打ち込み、訪問するであろうユーザーをターゲットとした広告の数をチェックするという事なのです。
当然、その数が多いほど、その市場は大きいと考えていい。
市場が大きいという事は、キーワードによって一部例外もありますが、十分にビジネスになる、という事になります。
例えば、「育毛」と検索エンジンに打ち込んでみます。
そうすると、ヤフーでは848万件、グーグルでは538万件のサイトがヒットします。
では、スポンサーはどうでしょうか?
こちらは、ヤフーでは60社、グーグルでは43社が広告を掲載しています。
このように、この数値をざっと調べるだけでも、その市場の大きさや規模、そしてその市場はビジネスとして成り立っているのか?
そこに参加するべきなのかどうか?
これらが一瞬にして分かるという事になります。
その数の目安ですが、私の経験からすると、サイト数は300万件以上、スポンサー数は3ページ分、つまり30社以上というところを目安にするといいのではないかと思います。
そして、ここでもう1つリサーチしてもらいたい重要な事があります。
それは、PPC広告(クリック課金型広告)の1クリックあたりの単価です。
これらは、実際にPPC出稿のアカウントを取得して調べてみると分かるのですが、この1クリックの単価が高ければ高いほど、当然そこには高額の広告費が投じられているという事になる。
すなわち、それらスポンサーは、「その額を支払ってでも、それ以上の利益を得ている」から、広告を出し続けているという事になります。
例えば「キャッシング」というキーワードの場合、驚く事に1クリック100円から200円とさえ言われています。
これは、仮に1クリック1000円としても、ユーザーがその広告を1クリックしただけで、キャッシング会社は1000円を広告費として支払っているという事です。
これは極端な例で尋常ではない数字ですが、彼らはそれだけ支払っていても、十分に広告費を回収できているという事を意味しています。
これら1クリックの広告費のクリック単価ですが、1クリックに対して100円以上を支払っているスポンサーが多くいれば、基本的に「熱い市場」と思ってもよいでしょう。
一般的な数字から言えば、100円でもすでに尋常な金額ではないですが、こうしたオフラインのビジネスではなかなか調べられないような事も、インターネットの場合は簡単に知る事ができるという事です。
まとめると、「サイト数」「スポンサーの数」「PPCの単価」、この3つの条件を満たしている市場を狙うべし!という事になりますね。
まとめ
情報ビジネスでは、すでにライバルがたくさんいる市場ほど、大きな儲けを手にする可能性が高くなっています。
なぜなら、何社ものライバル達が広告を出しても儲かっている市場」だからです。
「サイト数」「スポンサーの数」「PPCの単価」、この3つの条件を満たしている市場を狙っていきましょう。
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