「入院したけれど、保険金が出なかった…」という話をたびたび耳にする事があります。
入院しても保険金が出るから、お金の面も少しは安心♪と思っていても、実際には保険金が出なかったら、ショックを隠せません。
ちゃんと保険に加入しているはずなのですが、実はこれ、ちょっとした勘違いが原因で起こる場合が多いのです。
実際にそんな経験をした人やそうでない人も、この原因をしっかり考えていきましょう。
入院したけど、保険金が出ない⁉︎
損害保険には、日常生活の中でケガをした時の為の「傷害保険」があります。
一方で、生命保険にも病気やケガをした時の為の「医療保険」があります。
どちらもよく似ているので、医療保険と勘違いして傷害保険に加入する人も少なくありません。
実際に病気で入院してから、「傷害保険では保険金が出ないなんて!」という人もいます。
傷害保険の保険料は比較的安いので、加入しやすいだけに、間違えてしまわないよう十分な注意が必要です。
傷害保険と医療保険の違いとは?
・ケガに限定
医療保険
・病気やケガ
・事故の日から一定期間内の入院に対して支払われる
医療保険
・入院1日目から支払われるタイプが主流
・手術の程度により支払われる。入院が条件
医療保険
・手術の程度や手術の程度に関係なく支払われる。
手術だけでも支払われるが、入院が条件のものもある
・事故の日から一定の期間内の通院に対して支払われる
医療保険
・通院だけでは支払われない。
入院保険金が支払われる入院をした後の通院が条件
・職種によって決まる
医療保険
・年齢によって決まる
傷害保険と医療保険との主な違いは、これらの通りになります。
名前を聞くだけでは、似たもののように思えますが、しっかりとそれぞれの特徴を知れば、間違える事もなくなりますよ。
まとめ
損害保険の「傷害保険」と、生命保険の「医療保険」は、どちらも似ているので、間違えて違う保険に加入する人もいます。
実際に入院してから「保険金が出ない…」という事も。
そうならない為にも、傷害保険と医療保険の特徴をしっかり知った上で、間違えないように加入しましょう。
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