生命保険に加入すると、数ヶ月後、または数年後には見直しをする必要があります。
これは自分でするのも良し、保険会社と相談するのも良しではありますが…
多くの人が、何をどうしたらいいのか分からないと感じています。
しかも、保険会社から保険の転換を勧められると、余計頭が混乱してしまいます。
この保険の見直しは、一体どのような事に気をつければいいのでしょうか?
医療保険は「終身タイプ」が安心
生命保険に1度加入したら、「後はお任せで安心♪」という訳ではなく、見直しが必要になります。
ここでは見直すポイントを説明しましょう。
死亡保険金の方が多かったら減額を、逆に必要保障額の方が多かったら死亡保険金の増額を検討しましょう。
その為、終身保険か保険期間の長い定期保険への切り替えを検討しましょう。
また、妻や子供は、5,000円〜1万円を目安にすると良いです。
また、有期タイプよりも終身タイプの方が安めです。
その後の暮らしの計画を立てやすくなります。
これらのポイントを踏まえた上で、今の自分に合った見直しを行っていきましょう。
生命保険の転換を勧められたら、まず疑うべし
生命保険に加入していると、たまに保険会社から保険の「転換」を勧められる事があります。
例えば、定期付終身保険の場合「現在、お客様の加入していらっしゃる保険を解約し、終身部分の解約返戻金を頭金として、新たに保険を組み直しませんか?頭金があるので、月々の保険料がお安くなりますよ」というように勧められ、「月々の保険料が安くなるのなら、悪い話ではない…」と再契約をして損をしてしまったというケースが数多く報告されています。
こうした保険の転換の際には、高い予定利率が低くなる場合があります。
この予定利率とは、保険会社が保険料を運用するにあたって、あらかじめ契約者に約束している運用利回りの事ですね。
同じ金額の死亡保険だとしても、予定利率が高いと支払う保険料は高くなります。
つまり、契約者にとっては予定利率の高い保険の方が有利ですが、保険会社にとっては不利になる訳です。
そこで、保険会社から転換を勧められたら、まずは疑って、予定利率をしっかりチェックする事が重要になります。
転換した方がお得だったり、どうしても転換する必要がある時にだけ、転換をした方が良いですね。
ちなみに、1976年3月〜1996年3月の保険は予定利率が高いので、転換すると損をする事がありますよ。
まとめ
生命保険は加入した後も、見直しをする必要があります。
見直しするには、5つのポイントがあり、それを参考にするだけでスムーズに勧めていく事ができます。
また、保険会社から保険の転換を勧められる事がありますが、「転換をした結果、損をした…」といったケースもあります。
まずは疑って、自分でしっかり調べた上で行なっていきましょう。
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